ご近所と全世界の共存も
Plag**がさらにおもしろいのは、投稿するエリアが「ご近所」と「全世界」に分かれていることです。私の住んでいる地域の場合は「World」と「Tokyo」に分かれています。Worldでは主に英語が使われている関係で敷居が高く、Tokyoでは日本語がそのまま通じます。
ただ、最近ではWorldに日本語で投稿するユーザーも増えており、それはそれで良いわけですが、ほかの言語圏のユーザーには写真や動画以外は通じないので、日本人同士でコメントしあうことになります。地域の枠と、言語のレイヤーが同時に存在するわけですね。Worldでは神社仏閣、蕎麦や寿司などの写真は、非日本語圏でウケるようです。
ご近所のカードをスワイプし続けていると、何度か同じIDを目にすることになります。コメントを付けていくユーザーもおなじみの方が多くなっていきます。それで、システム上では常にすれ違いとはいえ、徐々にご近所クラスタのようなものが見えてくるわけですが、それがどういう方向に発展していくのかに興味があります。
おっと、いい忘れていましたが、Plag**は日本語入力にまだ対応していません。iOSでは日本語文字入力&顔文字キーボードの「Simeji」を使うことで回避できるようですが、私が普段使っているATOKでも大丈夫でした。
(次ページでは、「結局何が面白いのか?」)