1万円台から!? 最新ミニコンポで味わう高音質ワイヤレスミュージック
2015年10月07日 12時00分更新
実売最安でなんと1万円!?
格安Bluetooth対応ミニコンポもある
ミニコンポは予算的に厳しいな、という方のために、最後にお買い得な製品を紹介しよう。パイオニア「X-EM22」は、15W+15Wのアンプを内蔵し、1ウェイのフルレンジスピーカーも付属するBluetooth対応のミニコンポ。
CDとFMチューナー(FMワイド放送対応)を備えているが、AMチューナーやWi-Fiは非搭載。ちょっと機能を絞っているが、実売価格は1万1000円前後と格安だ。
Bluetoothに対応しており、iPhoneなどと組み合わせて使うならば機能はあまり必要ないだろう。発売(2014年10月)から時間が経っているために価格がこなれているというのもあるが、かなりの低価格だ。
機材の関係上、試聴はできなかったが、安価なBluetoothスピーカーと同じ予算だけにスペースに余裕があるならばぜひとも検討したいところだ。
ハイレゾ対応を含めて音の実力をぐっと高めた
ミニコンポは要チェック
Bluetoothスピーカーなどの普及で、iPhoneなどのスマホ主体で音楽を聴く現代ではやや流行遅れなイメージもあるミニコンポだが、デジタルアンプ技術などが進むことでこちらも音の実力は大きく向上してきたことがわかった。
Bluetoothスピーカーやデスクトップで楽しめる極小サイズのシステムと比べると、スピーカーがそれなりのサイズになることもあって、ハイレゾ音源を再生するとより本格的な音が得られるのは共通した優位性だと感じた。
セット価格で5~6万円と安価でありながら、CDやラジオも聴けるというのはお買い得だし、しかも音質的にもかなりのレベルとなっているなら、かなり魅力があると思う。
もちろん、iPhoneもワイヤレスで手軽に楽しめるのは同じ。どんなシステムを選ぶかは個人のスタイルや住環境にもよるだろうが、Bluetoothスピーカー一択などと視野を狭くせず、こうしたミニコンポや高級コンパクトコンポも選択肢として検討してみてほしい。きっと音楽を聴く時間がもっと充実したものになるはずだ。
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