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CoolerMasterが組み替え可能なPCケース「MasterCase 5」を発表

2015年09月15日 22時00分更新

文● 北村/ASCII.jp

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 CoolerMasterが都内で新製品発表会を実施、PCケース「MasterCase 5」シリーズなどを公開した。

CoolerMasterの新型PCケース「MasterCase 5」

パーツを組み合わせて自分だけの
オリジナルケースを作れる

 PCケース「MasterCase 5」シリーズの基本コンセプトは、メーカーが用意した豊富なオプションパーツを使い、自分だけのオリジナルケースを作れるというもの。フロントやトップパネルといった外装パーツや、各シャドウベイをオプションパーツとして用意している。

FreeFormモジュラーと呼ばれる設計により、フロントやトップのパネル、各種ベイなどを自由に着脱できる。単体販売されるこれらのパーツを組み合わせて、ベイ数を増やしたり、外観を変更できるのが特徴だ

 ベースとなるモデルは基本モデルの「MasterCase 5」、上位モデルの「MasterCase Pro 5」、最上位モデルの「MasterCase Maker 5」の3タイプが用意されている。

 「MasterCase 5」は2万円前後で18日発売予定、「MasterCase Pro 5」は2万3000円前後で18日発売予定。「MasterCase Maker 5」は価格未定で年内の発売を予定している。

内部は、上下のエリアに仕切られたデュアルチャンバー構造を採用。裏配線にも対応する

拡張スロットは7段。リアのファンは120mmと140mmの両対応。ファンの位置も任意に決められるため、ラジエーターと干渉することはない

フロントにはUSB 3.0ポートを2つ標準装備。天板には120mmもしくは140mmファンを2基搭載可能だ

ドライブベイは任意の高さに好きな数だけ配置できる

電源の直上に2.5インチベイを2つ用意している

フロントに140mmファン×2を搭載した構成

280mmラジエーターもフロントに搭載可能だ

 ベースモデルのドライブベイ数は、5インチ×2、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×2+2。対応フォームファクターはATX、Micro ATX、Mini-ITXで、外形寸法は235(W)×548(D)×512(H)mmとなる。

 搭載可能ファンは、フロントとトップが120/140mm×2、リア120/140mm×1で、フロントとリアにそれぞれ140mmファンを1基標準装備している。ラジエーターはフロントが120/140/240/280mm、リアが120/140mmまでの長さに対応する。

 ビデオカードはHDDベイ装着時は296mmまで、HDDベイ未装着で412mmまでサポート。電源ユニットは奥行き200mm、CPUクーラーは高さ190mmまでサポートする。

こちらは上位モデルの「MasterCase Pro 5」。トップカバーが付属するのが大きな違いだ

その他の新製品(参考出展)

本格水冷CPUクーラー「MasterLiquid Maker」。リザーバータンクの上下方向やチューブの出口を組み替えて、さまざまな組み立てが可能

空冷CPUクーラーの「MasterAir Maker」。ファンをスライドさせて、直下のVGAに風を当てたり、メモリーとの干渉を避けられる。また、公開データをもとに3Dプリンターでカバーを自作できる

USBファンとUSBハブを着脱可能なノートPCスタンド「MasterPal Mobile」

イヤーカップとドライバーユニットを交換可能なゲーミングヘッドホン「MasterSounds」

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