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この加速感が気持ちイイ! インプレッサスポーツハイブリッド試乗レポ

2015年08月22日 15時00分更新

文● 真鍋裕行  ●車両協力/SUBARU

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スバルならではのハイブリッドシステムを体験!
インプレッサスポーツハイブリッド試乗レポート

 スバルの第2弾ハイブリッドモデルとして登場した「インプレッサスポーツハイブリッド」。見た目と名称からも分かるように、ハッチバックモデルとして販売されているインプレッサスポーツがベースとなっている。

 モデルは「HYBRID 2.0i-S Eyesight」と「HYBRID 2.0i Eyesight」が用意され、価格はそれぞれ250万5600円と263万5200円(ともに税込)。

 スバルの主力モデルとなっているインプレッサは、ハイブリッドのベースとなった5ドアハッチバックの「スポーツ」とクロスオーバーの「XV」、4ドアセダンの「G4」から構成されていて、これらのインプレッサシリーズの最高峰となるのが今回登場した「インプレッサスポーツハイブリッド」だ。このように、ハイブリッドモデルを追加したというだけではなく、最高峰モデルとなるべく質感を追求し、ハイブリッドモデル専用のセッティングを随所に行なっている。

今回試乗した「インプレッサスポーツハイブリッド 2.0i-S Eyesight」

 スバルが独自で開発を行なっているハイブリッドユニットは、第1段モデルとなった「XVハイブリッド」から踏襲されているが、ハイブリッド用バッテリーの制御を変更したことや、トランスミッションのリニアトロニックの抵抗を低減させることで、JC08のモード燃費を20.4km/Lに向上させた。

 モーターはより回生の頻度を高めており、これまでよりも積極的に回生で得た電力をバッテリーに溜め込む。トランスミッションは、トルクコンバターの流体特性の変更やオイルの粘度を低下させることによってフリクションを減らし、低燃費化に貢献した。

 だが、ハイブリッドユニットの効率をアップさせて低燃費化させただけではない。インプレッサスポーツハイブリッドのコンセプトは「Fun to Drive」なので、足まわりも含めて素直なハンドリングを味わえるような専用のチューニングを施している。新型WRXで培った足まわりのセッティングを応用したのがポイントで、ショックアブソーバーはフリクションを低減する。フロントのクロスメンバーの補強や、リアアームの取り付け角度の最適化など、ただのハイブリッドモデルではないところがうかがえる。

 デザインやボディーサイズに関しても専用となっていて、いわゆる派生モデルになっていないところも美点だ。エクステリアは、フロントバンパーや艶黒のフロントグリル、フォグカバー、サイドシルスポイラー、17インチホイールなどが専用のデザインだ。

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