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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第67回

iPhoneのゲーム動画をキャプチャーできる「QuickTime Player」と「Reflector」を徹底解説

2015年08月05日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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Windowsでは「Reflector 2」を使ってキャプチャーする

 Windowsに「QuickTime」をインストールしても、前出の技は使えない。そこで「Reflector 2」というアプリを利用する。こちらも、PCやMacにインストールして利用するタイプのアプリ。USBケーブルが不要で、ワイヤレスで接続できるのが便利だ。有料アプリで、価格は14.99ドル。まずは、7日間の無料トライアルを利用して、試用することをおすすめする。

 アプリを起動するとタスクトレイに常駐するので、その状態でiPhoneの「AirPlay」で接続する。「ミラーリング」をオンにすると、Windows上で「Reflector 2」が自動的に起動し、iPhoneの画面がリアルタイムで表示される。端末画面の左上の「Record」をクリックすると録画が始まる。音声も録音できるが、アプリや状況によって、ノイズが混じることがあった。

「Reflector 2」のウェブサイトからダウンロードする。まずは7日間の試用版を使ってみよう

「Reflector 2」をインストールする

試用する場合は「Try Reflector 2」をクリックする

初回起動時にWindowsファイアウォールの警告画面が出る。「プライベートネットワーク」にチェックして「アクセスを許可する」をクリックしよう

iPhoneをWindowsと同じLANに接続し、「AirPlay」を開く

Windows PC名を選び、「ミラーリング」をオンにする

Windows上で自動的に「Reflector 2」が起動し、iPhoneの画面がリアルタイム表示される

左上のアイコンでマイクを選択、「Record」ボタンで録画をスタートできる。アプリ名のウォーターマークが入っているのは試用版のため

録画時間が表示される。右上にはiPhone名が表示されるが、日本語は文字化けする

「Stop」をクリックすると動画の出力が始まる。時間がかかるのでそのまま待とう

準備ができたら動画ファイルを保存する

 以上が、「QuickTime Player」と「Reflector 2」の説明書となる。iPhoneの動画をキャプチャーする方法は限られているので、この2つの神アプリはぜひ押さえておきたい。どちらも利用できるなら、Macのほうが高品質な動画を撮れる感じだ。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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