最小構成価格2215万6000円から(税別)
最大1万3824TB! 富士通が最上位ストレージ「ETERNUS DX8000 S3 series」
2015年07月03日 15時28分更新
富士通は7月3日、最大物理容量が1万3824TBのディスクストレージ「ETERNUS DX8900」シリーズを発表した。富士通製ストレージの最上位機種で、基幹システムの維持・高度化から、イノベーションに向けた新システムの構築まであらゆる用途に対応するという。
入出力スピードが、従来機種と比べて約8倍に性能向上し、ランダムアクセス性能で約4百万IOPSという世界最高クラスの処理性能を実現。
また、新しい自動チューニング機能によるレスポンス性能の強化、仮想化環境におけるバックアップ運用やストレージ設定を容易にする連携機能の強化を実施。基幹系や情報系の様々なシステムのストレージ導入・統合に対応し、運用の効率化を実現するという。
そのほか、VMware vSphere環境のストレージ運用を効率化する「VMware vSphere Virtual Volumes」を新規にサポート。ストレージ設定の簡略化のため、通常は複数の仮想マシンを同一ストレージのボリュームに格納し、ボリューム単位で運用しているが、このため仮想マシンごとのバックアップ運用や性能チューニングが困難だった。
一方、「VMware vSphere Virtual Volumes」の適用により、仮想マシンの管理GUI「vSphere Web Client」上でバックアップやQoSなどの運用ポリシーの設定が可能に。仮想マシンごとの要件に応じた最適なストレージ運用を実現する。
「ETERNUS DX8900」シリーズの最小構成価格は、2215万6000円から(税別)。