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「MOVERIO BT-2000」

視野内にマニュアルを表示して作業できる業務用スマートグラス、エプソン

2015年06月23日 21時43分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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セイコーエプソンは、業務用スマートヘッドセット「MOVERIO Pro(モベリオ プロ) BT-2000」を発表した。

 セイコーエプソンは6月23日、業務用スマートヘッドセット「MOVERIO Pro(モベリオ プロ) BT-2000」を発表した。9月発売予定で、価格はオープンプライス。直販サイトでの販売価格は36万円(税抜き)となる予定だ。

「MOVERIO Pro(モベリオ プロ) BT-2000」は、メガネ型のヘッドセットとコントローラーからなる製品。

 MOVERIOシリーズはメガネ型のヘッドセットとコントローラーからなる製品で、シースルーの画面を表示できるウェアラブル情報機器。

 BT-2000はシリーズ初となる業務用途の製品で、頭部全体で本体を支えるヘッドセット型を採用し、長時間の作業でも負担が少ないという。ディスプレー部分は上下に動かせるので、映像を見ないときは上にはね上げておける。ディスプレー部分の重量は約290g(ケーブルを除く)。

製造業務や保守・点検、流通などの分野での仕様を想定。

 「見たい情報が視界にあると、仕事は変わる。」と謳い、作業対象と見たい画面を同時に見られるため、マニュアルなどを確認するために作業を止める必要がなく、生産性を向上できるとしている。映像などを確認しながらハンズフリーで作業が可能で、音声コマンドにも対応し、作業中のコントローラー操作が不要だ。

エプソン独自の「IMU(慣性計測ユニット)」を搭載し、傾きや加速度を高精度で計測。

 ジャイロセンサー、加速度センサー機能を備えたセイコーエプソン独自の高精度センサー「IMU(慣性計測ユニット)」にくわえて、地磁気センサー、GPSを搭載し、作業姿勢や動き、位置情報を高い精度で検知し、屋内ナビゲーションや行動ログの習得が可能だ。行動ログの分析を通じて作業の無駄を洗い出し、業務効率化と生産性向上のヒントが得られるとしている。

 活用例として、保守やサービス業務では、客先にいる作業員の端末に、オペレーターや熟練者からの遠隔指示を表示し、作業の短縮や、人件費・出張費などのコストを削減できるという。また、製造業務では、マニュアルを表示しながら作業したり、経験の浅い作業員に作業手順を表示し生産性向上が期待できるという。

 OSはAndroid 4.0.4。ディスプレーは960×450ドットのフルカラー表示に対応。500万画素のステレオカメラを搭載し、動画・静止画の撮影にくわえて、物体の深度測定や3D映像の撮影も可能だ。IP54準拠の防水防塵仕様で、水滴がかかる場所や埃が多い場所でも使用できる。通信機能は2.4GH/5GHz帯のWi-Fi、Bluetooth 3.0/4.0に対応。1240mAhのバッテリーを2つ搭載し、約4時間駆動する。アプリ開発者向けには、開発キットやデベロッパーズガイドを提供する。

IMUにより位置情報を把握し、工場や倉庫などの広大な空間で作業員をナビゲーションできる。危険な場所や物を検知し、警告メッセージを表示できる。

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