インターフェースを拡張する
「Surface 3 ドッキングステーション」は非常に便利
別売アクセサリーとして用意されている「Surface 3 ドッキング ステーション」を利用すれば、USB端子の数をUSB 3.0端子1基からUSB 3.0端子×2+USB 2.0端子×2の合計4個に増やすことができる。
さらに、1000BASE-T対応有線LAN端子も利用可能なほか、Surface 3 ドッキング ステーションの側面や背面の端子を使うことで、ケーブルの取り回しがかなり楽になる。据え置きタイプのノートPCのように、デスク上に置いて利用したい方は、購入を検討しているはずだ。
実際にSurface 3 ドッキング ステーションを使ってみたのだが、やはり端子の数が増えるとかなり便利だ。筆者はマウスとUSBメモリーをよく利用するのだが、いちいち差し替えずにすむのはありがたい。無線LAN非対応のプリンターやスキャナーを使っている場合でも、これだけあればUSBケーブルを抜き差しする必要がなくなるだろう。
「PCMark 8」を実行させると、3回中2回強制的にシャットダウン
Surface 3 ドッキング ステーションは非常に便利で、ぜひ入手しておきたいと思わせてくれるオプションなのだが、ひとつだけ難点がある。
それは、セットしたSurface 3本体の排熱が効果的に行なわなくなり、かなり高温になってしまう点だ。これが原因なのかは不明だが、Surface 3 ドッキングステーションにセットしたまま「PCMark 8」のベンチマークを実行したところ、強制シャットダウンされる場面があった。3回中2回強制的にシャットダウンされ、Surface 3 ドッキングステーションを使わない状態ではシャットダウンされることはなかった。
Surface 3をドッキングステーションにセットしたまま「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を実行し、CPUの温度と動作周波数をモニタリングしてみたところ、高熱を抑えるために動作周波数を低く調整する「サーマルスロットリング」が発生しているような症状が見られた。Surface 3で3Dゲームをプレーする機会は少ないと思うが、Surface 3 ドッキングステーションにセットした状態で負荷の高い作業は控えたほうがいいだろう。