米Facebookは現地時間3月25日から、開発者カンファレンス「F8」をサンフランシスコ・フォートメイソンセンターで開催している。
初日の基調講演には同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が登壇し、Facebookメッセンジャーをプラットフォーム化する「Messenger Platform」を発表した。これによりサードパーティーは、自社で開発したアプリや機能をメッセンジャーに組み込むことが可能となる。サービスイン時には、GIFや写真、動画、音声などを組み合わせてメッセージの表現力を高める40種類以上のアプリが用意される見込み。
ニュースフィードでは360度のVR全周動画がサポートされる。360度カメラで撮影されたVRコンテンツは、ビデオ再生中にマウスカーソルに連動して視点移動が可能だという。VRヘッドマウントディスプレー「Oculus Rift」との連携が想定されているようだ。
そのほか、Facebookを利用したシステムブログのコメント欄とFacebookページのリアルタイム同期、Facebookビデオの他サイトへの埋め込み対応、「Parse for Internet Of Things」なども発表されている。
なお、カンファレンス2日目となる3月26日には、米Oculus チーフサイエンティストのマイケル・アブラッシュが登壇予定だ。