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初開催! 簡易水冷CPUクーラー王座決定戦 第1回

簡易水冷クーラー7製品の冷却性能を見極める!!【第1回】

2015年03月24日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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テスト環境

 テストはCPUにストレスツール「OCCT Perestroika 4.4.1」で負荷をかけ、CPU温度と騒音値、ファン回転数をチェックしている。

 テスト内容は、「CPU:OCCT」を10分間(待機時間5分間の計15分間)実行。テスト開始後、9分経過した時点を「高負荷」、テスト終了後5分経過した時点を「アイドル」として、温度や騒音値などを計測。

 またテスト終了後に表示されるOCCTの温度推移で、CPU温度が瞬間的に大きく上下することがあるため、計測結果にはテストを10分実施した際の最高CPU温度も9分時点に加えて記載している。

 なお、テスト環境に使用したASRok製マザー「Z97 Extreme4」は、オーバークロック設定を行なうと、CPU温度に関係なくファンがフル回転してしまう。

 そのため空冷のCPUクーラー最強王座決定戦2014では、ファン回転数が制御されない「Standard Mode」(デフォルト設定)とCPU温度に応じて、回転数が制御される「Silent Mode」の両方で計測した。

 しかし、おおむね高負荷になると「Silent Mode」でもファンが最大近くで回転していたため、今回は「Silent Mode」のみの計測とした。

高い熱伝導率で人気のあるArctic Cooling製シリコングリス「MX-4」を使用。熱伝導率は8.5W/m・K

FUSO製デジタル騒音計「SD-2200」を使用。暗騒音32dBAでアイドル時と高負荷時を計測

 その他の計測条件は以下の通りで、室温や暗騒音、使用したグリスはCPUクーラー最強王座決定戦2014と同じだが、どうしても空冷CPUクーラーと違うところが出てしまう。

  • すべてバラック組み、マザーは水平に設置
  • 室温20度前後
  • 暗騒音32dBA
  • シリコングリスは熱伝導率8.5W/m・KのArctic Cooling「MX-4」に統一
  • 「HWMonitor」でCPU温度、ファン回転数を確認

 まずは騒音値の計測条件だが、ラジエーターはすべての製品をマザーボードの拡張スロット部に台を置き、その上に設置。そしてデジタル騒音計は、水枕とラジエーターの中間点から、30cm離れたところに置いて計測することに。

 続いての相違点はチップセット・メモリーチップ・VRMの温度だが、空冷CPUクーラーと違って、水冷はCPUソケット周りのエアフローが少なくなり、ラジエーターの設置場所でもPCケース内のエアフローが大きく変わるため、計測を行なわないことにした。

 冷却液の循環水量に影響するポンプの電源は、回転数が制御されないように、ファンコントロールをオフにした3ピンコネクターに接続してテストしている。

インテルの空冷リテールクーラーと比較

 ここからは選んだ簡易水冷クーラー7製品の紹介と、その冷却性能、ノイズ、ファン回転数をお届けしていこう。1回目の今回は、120mmサイズのラジエーターだが、厚さを増して放熱効果を高めているモデル3製品をテストしていく。

 各種数値はインテル製CPUに付属している純正クーラーと比較しているが、4.4GHz、コア電圧1.35Vのオーバークロック状態では安定動作しないため、動作クロックやコア電圧などは、すべて定格で動作させた際の数値になっている。

リテールクーラーアイドル時
CPU温度 ファンノイズ ファン回転数
27℃ 35.1 dBA 1650 rpm
リテールクーラー高負荷時
CPU温度 最高CPU温度 ファンノイズ ファン回転数
93 ℃ 98 ℃ 38.5 dBA 2102 rpm

CPU:OCCTテスト中の温度推移。10分間のストレステストと5分間の待機状態

→次のページヘ続く (Corsair「H80i」

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