XYZプリンティングジャパンは2月10日、3Dプリンター「ノーベル 1.0」を発表した。価格は22万9800円で、3月上旬より発売する。
ノーベル 1.0はSLA方式(光造形方式)で、熱誘拐積層方式とは異なり、積層ピッチが0.1mm以下と非常に細かく、高精度の出力が可能で、なめらかな造形出力が可能だという。
光造形方式プリンターは、走査方式で紫外線を照射してレジンを硬化させる仕組みだ。ノーベル 1.0の積層ピッチは0.025mm、0.05mm、0.1mm。解像度は幅0.3×奥行き0.3×高さ0.025mm、最大出力サイズは幅128×奥行き128×高さ200mm。
ノーベル専用のソフトウェア「XYZwareNobel」が付属し、積層ピッチやレジンの色、出力物にあわせて話ポートやエッジの有無を選択できる。さらに、レジン残量の監視が不要になり、少なくなるとボトルから自動でレジンを充填する機能をもつ。USBメモリーからPCレスでプリントすることも可能だ。
本体サイズは幅280×奥行き337×高さ590mm、重量は9.6kg(レジン500gを含む)。対応OSはWindows 7以上、Mac OC X 10.8以上。Macについては4月以降に対応するという。 専用のレジン(500g入り2本)は1万5800円、専用のレジンタンクは7200円。