シャープは15日、Blu-ray Discレコーダー「AQUOS ブルーレイ」の新製品を発表した。
ラインナップは、トリプルチューナー機「BD-T」3機種、ダブルチューナー機「BD-W」3機種および本体がホワイトカラーの「BD-W570SW」、シングルチューナー機「BD-S570」となる。発売日と予想実売価格は以下の通り。
製品名 | HDD容量 | 発売日 | 予想実売価格 |
---|---|---|---|
BD-T3700 | 3TB | 2月23日 | 13万円前後 |
BD-T2700 | 2TB | 2月23日 | 11万円前後 |
BD-T1700 | 1TB | 2月23日 | 8万5000円前後 |
BD-W2700 | 2TB | 2月16日 | 9万円前後 |
BD-W1700 | 1TB | 2月16日 | 7万5000円前後 |
BD-W570 | 500GB | 2月16日 | 6万5000円前後 |
BD-W570SW | 500GB | 2月16日 | 6万5000円前後 |
BD-S570 | 500GB | 2月23日 | 5万7000円前後 |
新機種のうち、ダブルチューナー以上の機種については「ドラ丸」という新機能を搭載する。これは、地上デジタル放送で新しくはじまった連続ドラマを自動で録画するという機能。録画したものは4週間分(28日)撮り貯められ、それ以降については古い話から自動で削除される。
気に入ったドラマについては全話を残す設定も可能。専用の録画リストではドラマシリーズごとにまとめられ、BDメディアへの一括書き出しも行なえる。
なお、本機能はドラマだけでなくアニメ番組にも適用可能(ドラマとアニメは排他)。同時間帯に放送されるドラマまたはアニメの番組がチューナーの数以上にかぶってしまった場合は、放送開始時間が早いものが優先的に録画され、まったく同じ時間にスタートする場合は、チャンネル番号の若い方から優先的に録画される。
番組検索機能も強化されている。「番組カテゴリ検索」ではより細分化されたカテゴリーから検索が可能。たとえばスポーツの場合、「スポーツ Jリーグ」や「スポーツ プロ野球」というカテゴリーが用意され、これらを選択するとさらにチームごとのカテゴリーを選択できる。これにより、番組が探しやすくなっている。
このほか、録画番組を再生中にあらかじめ設定した時間間隔ごとにサムネイルが画面下方に表示される「見どころポップアップ」機能も搭載。見たいシーンを一発で探すことができる。
また、2画面表示においても番組表の表示が可能で、番組を見ながら録画予約が行なえる。
スマートフォンによる宅外視聴にも対応するほか、シャープのサポートオペレーターによる遠隔操作も可能。操作が分からない、といったユーザーの問い合わせに対して、直接機器を操作して説明してくれる。
新製品はSeeQVaultにアップデート(5月頃)で対応する予定で、SeeQVault対応HDDや対応AQUOSブルーレイに対して録画番組を移行可能。さらに、同社は2013年1月以降に発売されたAQUOSブルーレイについても、一部の機種を除いてアップデートでSeeQVaultに対応させるという。
