連ドラ録画に特化した新機能
“ドラ丸”搭載のBD-T3700の狙いとは!?
地上デジタルを始めとしたテレビ放送録画・視聴のお供となるBDレコーダー。シャープのBDレコーダー“AQUOSブルーレイ”が、目玉機能として盛り込んだのが、連ドラ向けの新機能“ドラ丸”だ。「ドラマ好きのための新しい録再スタイル」として打ち出している。
2015年2月発売のAQUOSブルーレイの新製品ラインアップでは、トップエンドモデルの「BD-T3700」がトリプルューナー+3TB HDD搭載。これを頂点として、トリプルチューナー搭載でHDD容量が異なる「BD-T2700」「BD-T1700」、ダブルチューナー搭載の「BD-W2700」「BD-W1700」「BD-W570」「BD-W570SW」がドラ丸機能を搭載している。
これまでのBDレコーダーでは、チューナー数やHDD容量のバリエーションを数多く用意する一方、ドラマ、アニメ、スポーツ、映画など「ユーザーお好みの番組を自動で録画できるという」提案をするのが、業界の常だった。
同様にシャープでは、2014年から「3チャンネル自動録画」機能を実装している。BDレコーダーでありながら、“全録”レコーダーに近い機能を提案をしてきたことをご存知の人も多いだろう。
そんなシャープが、2015年発売のAQUOSブルーレイで改めて搭載したのが“ドラ丸”の機能。“連ドラ”というターゲットに決め打ちした特徴的な機能である。
それでは何故、このタイミングでAQUOSブルーレイはドラ丸の機能を搭載したのか。そして「連ドラ」の録画/再生をよりしやすくする機能を目指したのだろうか。シャープでBDレコーダーを手がける、デジタル情報家電事業本部 液晶デジタルシステム第一事業部副事業部長の松浦文俊氏を直撃し、その狙いを聞いた。
