腕時計サイズの「ウェアラブルドローン」が現在開発中だ(写真はイメージ) 写真:Nixie
ウェアラブルカメラのGoProにとんでもない敵があらわれた。なにせ相手は空を飛ぶ。
カメラがついた腕時計サイズのドローン「Nixie」が開発中だ。昨年11月にインテル主催のウェアラブルコンテスト(Make It Wearable)で優勝に輝き、賞金50万ドルを獲得した。今月6日から開催している米家電見本市2015 International CESでも黄色い骨組みが見える試作機を展示している。
小さな4つのプロペラで飛ぶクアドコプター。写真を撮影して利用者のもとに戻る「ブーメラン」モード、飛行しながら利用者を撮影する「フォローミー」モードの2つがあり、いずれも撮影した画像をスマートフォンで閲覧する仕組み。モジュールとしてはインテルの「エジソン」を使用している。
開発チーム代表のクリストフ・コーストールCEOは、スタンフォード大学で実験物理の博士号を修めた人物。共同創立者のエレナ・ヨバノビッチCOOは元グーグルのテックリード、つまり開発チームのリーダーだ。プロダクトは現在、量産・市販に向けて開発中。連絡先を登録すれば進捗を教えてくれるそうだ。