「ロールカーズ」。まだ発売も価格も未定 写真：編集部
9歳の自分に伝えたいことがある。君が大人になる頃には、安全な電動ローラースケートが待っている。壁をストッパー代わりにする必要もなければ、好きな子に泣き顔を見られる心配もない。
電動ローラースケートは、その名も「ロールカーズ」（Rollkers）。米ラスベガスで開催されている家電見本市「2015 International CES」の前夜祭「CES Unveiled Las Vegas」で展示され、注目を集めていた。
1000mAhのリチウムイオン電池を使うことで、開発元によれば歩行速度が倍になる。正確に言えば、時速11kmになる。ホイールは3つ、スタビライザーにより安定性が良く、普段と同じ感覚で歩ける。米テックタイムスによれば開発元は1～2年内を目途に市場投入を予定しており、予価はカルトオブマックによれば200ユーロを目指しているという。
電動スケートは静かなブームだ。米国のスタートアップ企業アクトンも昨年7月、電動ローラースケート「R」シリーズを発表している。こちらは時速20kmと高速だ。赤と黒のメタリックなデザインが男の子っぽい。価格は499ドルから。いま9歳だったら、父をどうやって説得するか考えただろう。
動画：AFP
