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2014年に発売されたスマホを振り返る 第1回

2014年のスマホ全機種を総チェック!【au編】

2015年01月08日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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新しいネットワークに続々対応!
夏モデルは全7機種

GALAXYシリーズのフラッグシップ
サムスン電子「GALAXY S5 SCL23」

 5.1型フルHDの有機ELディスプレー、クアッドコア&2.5GHz動作のSnapdragon 801、Android 4.4搭載などのハイスペックに加え、GALAXY Sシリーズでは初となる防水・防塵についに対応し、これまでと変わらず、背面カバーの取り外しとバッテリー交換も可能な最高峰なスマホの1台。auの新しいネットワークである、WiMAX 2+&キャリアアグリゲーションにも対応している。

 カメラは1/2.6型CMOSセンサーを採用し、暗所に強いほか、合成による結果を確認しながら撮影できる「リアルタイムHDR」機能を搭載する。指紋認証機能はホームキーに内蔵されており、軽く上下にスライドすることで、ロック解除だけでなくPayPalによる決済が可能だ。さらにサムスン電子のスマートウォッチ「Gear 2」や「Gear Fit」と連動し、スマホ側のセンサーとGear側の心拍数測定機能を組み合わせて、運動や健康の管理ができる。発売日は2014年5月15日。

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サムスン電子「GALAXY S5 SCL23」


ラウンドフォルムと背面の樹脂パネルが特徴
ソニーモバイル「Xperia ZL2 SOL25」

 Xperia Z2のau版がこの「Xperia ZL2 SOL25」。スペックもCPUは2.3GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 801)、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GBとXperia Z2と同じ。そのうえで、WiMAX 2+やキャリアアグリゲーションといった、auの最新ネットワークにも対応する。防水・防塵にも対応しているがキャップレスではない。

 ディスプレーは「Xperia Z2」の5.2型より、ひとまわり小さな5型フルHD液晶になった。リアカメラは2070万画素を誇り、4K動画の撮影に対応したほか、タイムシフトビデオやクリエイティブエフェクトの動画への適用などが可能になった。また、オーディオではデジタルノイズキャンセリング機能、USBデジタル出力経由でのハイレゾ音源の再生も可能である。発売日は2014年5月23日。

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ソニーモバイル「Xperia ZL2 SOL25」


5.2型IGZO液晶&超狭額縁のデザイン
シャープ「AQUOS SERIE SHL25」

 シャープ独自の超狭額縁デザイン「EDGEST」と、IGZO液晶を組み合わせた、フラッグシップモデル「AQUOS SERIE SHL25」。AQUOS PHONEはこの夏モデルから「AQUOS」へとモデル名が変更された。

 スペックは2.3GHz動作のクアッドコアCPUを筆頭に、メモリー2GB、内蔵ストレージ32GB、リアカメラ1310万画素、フロントカメラ210万画素、OSはAndroid 4.4と最上位モデルにふさわしい。ディスプレーは5.2型のフルHD(1080×1920ドット)を採用しながら、EDGESTデザインで幅は71mmを実現。手の小さな女性でも片手で持てるサイズ感になっている。本体を握るだけで画面をONにしてくれる「グリップセンサー」は、着信や未読メールの通知をバイブで知らせてくれるなど進化した。発売日は2014年6月13日。

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シャープ「AQUOS SERIE SHL25」


さらに洗練されたデザインのURBANO
京セラ「URBANO L03」

洗練された大人のデザインはそのままに、最先端のスペックを搭載した「URBANO L03」。ディスプレーは5型フルHD液晶(1080×1920ドット)、CPUは2.3GHz動作のクアッドコア、メモリーは2GB、内蔵ストレージは16GB、リアカメラは1300万画素にバッテリーは3000mAhと、これまでの「スマホ初心者の大人向けブランド」から新しいモノ好きにも満足できる1台になった。もちろん、キャリアアグリゲーションとWiMAX2+にも対応している。

 さらに京セラ独自のスマートソニックレシーバーで通話が快適、防水・防塵に対応、落下に強い耐衝撃性能、急速充電に対応した卓上ホルダー同梱など、ただスペックが高いだけでなく、使い勝手の面でも大きく進化した。 発売日は2014年6月28日。

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京セラ「URBANO L03」


フルHDを超えるWQHDの超高解像度!
LGエレクトロニクス「isai FL LGL24」

 auとLGのコラボモデル「isai」の2代目。最大の特徴は5.5型のAH-IPS液晶ディスプレーを搭載し、解像度はフルHDの約1.8倍の1440×2560ドット、画素密度538ppiという点。スペックはCPUが2.5GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 801)、メモリー2GB、内蔵ストレージは32GB、バッテリーは3000mAh、リアカメラは1320万画素と、夏モデル最強クラス。

 端末を振るとユーザーの現在位置周辺のクーポン情報や人気のレストランなどを教えてくれる「isaiモーション」が新しく搭載された。本体を振ることによって、ホーム画面の壁紙やアイコンの設定変更、ギャラリー内の写真のコラージュ編集、アプリの簡単起動といった操作もできる。また、画面を2分割して、2つのアプリを同時に使用できる「デュアルウィンドウ」機能や、4K動画の撮影、ハイレゾ音源再生にも対応している。発売日は2014年7月18日。

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LGエレクトロニクス「isai FL LGL24」


タフネスすぎるエクストリームスマホ
京セラ「TORQUE G01」

 耐衝撃性や防水、防塵など、過酷な環境での耐久性能を最優先で開発された、いわゆる“ラグド”系スマホ「TORQUE G01」。もともとアメリカ向けに発売されていたものが日本逆上陸を果たした。

 残念ながらWiMAX 2+やキャリアアグリゲーションなど最新ネットワークには未対応だが、耐久性は他のスマホの追随を許さない。米国防総省によるMIL規格において、防水、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、低温/高温、低圧、塩水と多数の項目に対応している。手袋をしていたり、画面が濡れた状態でも使えるタッチパネルが採用されているので、アウトドアなどでも利用できる。

 京セラ独自のスマートソニックレシーバーで騒音環境下でも通話が可能なほか、大型ハードキーによる操作や、大音量スピーカーでのハンズフリー通話など、耐久性だけでなく使いやすさも徹底されている。また、カシオのBluetooth対応G-SHOCKに連携することも特徴。発売日は2014年7月25日。

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京セラ「TORQUE G01」


あのバタフライが帰ってきた!
HTC「HTC J butterfly HTL23」

 2012年12月に発売された同名モデルの後継機。防水・防塵を始めとする国内向け機能はフル装備で、キャリアアグリゲーションやWiMAX 2+といった新しい通信規格にも対応する。ディスプレーは5型フルHD液晶(1080×1920ドット)、CPUは2.5GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 801)、メモリーは2GB、内蔵ストレージは32GB、OSはAndroid 4.4。本体サイズは約70×145×10.0mmと、ディスプレーが5型にしてはコンパクト。

 HTCは以前からカメラ機能に力を入れているが、今回も特徴的。リアカメラは1300万画素と200万画素の2つのカメラ(デュオカメラ)により、3D効果がある写真や撮影後の焦点の移動などに対応している。インカメラも約500万画素と高性能で綺麗に自撮りができそうだ。発売日は2014年8月29日。

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HTC「HTC J butterfly HTL23」



(次ページでは、「次ページでは、Xperia Z3など冬モデル」)

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