HTCは今月29日に発売するauスマートフォンの新モデル「HTC J butterfly HTL23」の発表会を開催。メディア向けに実機を公開した。

昨年4月以来、久々に国内で登場したHTCスマホ「HTC J butterfly HTL23」
アジアでもヒットのKDDIコラボのHTCスマホ
会場には台湾や香港からのメディアも
KDDIのコラボレーションにより、日本のユーザー向けに開発された「HTC J butterfly」だが、2012年12月発売の前モデルは台湾などでもリリースされ、売上ランキングでトップになるなど、人気モデルになったとのこと。そのため今回も発売が予定されている、台湾や香港のメディアも会場に多数招待されていた。
さて、詳しく本体を見ていくと、ディスプレーは5型フルHD液晶(1080×1920ドット)で、本体サイズは70×145×10.0mm。特に横幅は狭額縁もあって、最近のスマホとしてはコンパクトな印象がある。
そのほかのスペックでは、防水・防塵、フルセグ、赤外線通信、おサイフケータイといった国内ユーザー向け機能に加え、キャリアアグリゲーション/WiMAX 2+と、auの最新ネットワークに対応する。CPUはクアッドコアのSnapdragon 801(MSM8974AC) 2.5GHz、メインメモリーは2GB。
最注目の機能は深度情報を記録するデュアルカメラ
ドット絵風で情報表示の純正カバーも魅力的!
最も特徴的な機能は「DUO CAMERA」と名づけられたカメラ機能。1300万画素のメインカメラの上部に、深度情報を記録するもう1つのカメラを設置。撮影モードなどは変更することは一切無しに、撮影後にフォーカス位置を変更したり(「UFocus」)、擬似的な3D効果を演出することなどが可能になる。なお、インカメラも約500万画素と高性能。
また、サウンドにこだわっているのもHTC端末の特徴。フロントの上下に設置されたステレオスピーカーは昨年リリースされた「HTC J One」からさらに強化したというが、今回は「JBL J22」をベースとしたマイク付きのイヤフォンを標準で同梱。また、ハイレゾ音源の再生にも対応している。
au公式アクセサリー「au+1 collection」で販売される、純正ケース「ドットビューケース」も注目ポイント。背面に取り付けるフリップ型のカバーだが、カバーの上からトントンと軽く2回叩くと、ドット絵風に時間や天気、メールや通話の履歴などを表示してくれる。海外では今春リリースの「HTC One(M8)」ですでに対応しており、人気も高いという。
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