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7600円でWindows、Mac、Androidデバイスを何台でも保護!

どんな端末でも守れちゃう、マカフィー リブセーフを使ってみた

2014年12月17日 11時00分更新

文● 二瓶 朗

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スマホ/タブレットの大切なデータを生体認証で守る「パーソナルロッカー機能」

 スマホやタブレットに保存されている重要なデータを守るのが、リブセーフの「パーソナルロッカー」機能だ。ユーザーは、マカフィーが提供する1GBのクラウドストレージ「パーソナルロッカー」を利用でき、重要なデータをここに保存できる。

スマホへのインストールは「マイアカウント」ページから

 このパーソナルロッカーの機密性は極めて高く、第三者による不正アクセスは困難と言われている。というのも、データ保護のために生体認証を利用した3段階のセキュリティを確保しているからだ。

 第1段階はPINコードでの認証。第2段階はスマホ/タブレットのカメラを利用した顔認証。そして第3段階は、音声による認証。これによって、スマホ/タブレットが第三者の手に渡ったり、不正アクセスがあったとしても、最重要データが漏れることはないというわけだ。

パーソナルロッカーにアクセスするには、まず「PINコード」を入力。ここで、アップロードしたファイルの一覧は確認できるが、開くことはできない。

ファイルを選択すると、「顔認証」を求められ、登録された顔の画像データと照合される

 なお、パーソナルロッカーはリブセーフとは別アプリなので、別途ダウンロードしてインストールする必要がある。インストール時には、マカフィーの「マイアカウント」ページから、ライセンスコードを発行しつつつ、ダウンロードリンクをスマホにメールする。

最後に、「音声認証」が求められ、2種類の文章を読むように指示される。漢字の読みが難しいが(笑)、この文章は毎度変化するようだ

3段階の認証を経て、やっとパーソナルロッカーに保存したファイルにアクセスできた! サンプルはつけ麺画像だが、重要な画像やファイルなどを安全に保存できる

紛失・盗難スマホを徹底的に追跡! 「CaptureCam」機能

 リブセーフは、スマホやタブレットが盗難されたり、紛失した場合の対応にも優れている。リモート(遠隔操作)でのデータ消去機能を搭載するのはもちろん、スマホ/タブレットの現在位置を地図上に表示することが可能だ。

スマホを紛失したり、盗難した場合には「マイアカウント」ページからその位置を追跡できる

万が一誰かに入手されている様子なら、取り急ぎ端末をロックする。端末に表示する警告のメッセージもカスタマイズできる

 また、起動パスワードを複数回間違えた瞬間にスマホ/タブレットのインカメラを使い、操作している人の顔写真を撮影して位置情報とともに送信するという離れ業をこなす「CaptureCam」機能も搭載している。端末を入手した誰かがムリヤリ操作をしようとした場合に、人物と位置を特定してその後の対処ができるというわけだ。

スマホ側では端末がロックされてしまって、ピンコードを入力しないと解除できなくなっている。入力を3回(デフォルト設定)間違うと……

こんな感じの、端末のロックをムリヤリ解除しようとしている人の顔写真と位置情報がメールで送られてくる!

 次ページからはリブセーフの導入方法について解説していこう。

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