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性能面も大幅向上!新筐体をいち早くチェックする

6年ぶりのモデルチェンジ!ヤマハの「RTX1210」を見た

2014年11月17日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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RTX1200から6年ぶりにモデルチェンジされたヤマハの新ルーター「RTX1210」。出荷を目前に控えた実物を先日見ることができたので、製品概要とともにおさらいしておきたい。

VPN性能もNATセッションも大幅向上

 ヤマハの「RTX1210」は、RTX1200から6年ぶりにリニューアルしたギガビット対応ルーター。RTX1200のインターフェイスやコンフィグ、信頼性・安心感などは継承しつつ、性能を引き上げつつ、GUIなどの使い勝手も刷新した。6年ぶりということで、「1200」からの「1210」という型番の変更以上のフルモデルチェンジが行なわれている。

11月に発売開始されるヤマハの新ルーター「RTX1210」

 ハードウェア性能は大幅に向上している。CPUはPowerPCの1GHzプロセッサーを採用し、メモリもROM/RAMともに従来モデルから倍増されている。これにともない、ルーティング性能は従来の倍となる最大2Gbpsに、VPN性能も従来の200Mbpsから1.5Gbps、NATの最大セッションも2万から6万5534まで大幅に引き上げた。これにより、ギガビット化が進むインターネット接続サービスやマルチセッションを多用する最近のアプリケーションに対応するという。

 また、AC200Vに対応した省電力電源を採用しつつ、最大消費電力も従来の16Wから14.5Wに引き下げた。動作温度も40℃から45℃に向上。その他、リンクアグリゲーション対応やFlashROMのフェイルセーフ機能、シリアルインターフェイスの強化(ボーレートやUTF-8(日本語)対応)などを図った。地味ながら、ユーザーの使い勝手を踏まえた手堅い機能強化といえる。GUIも刷新し、直感的な操作が可能なダッシュボードやスイッチなどの設定まで可能な端末管理(LANマップ)、かんたん設定などを強化した。

ダッシュボードやLANマップなどを搭載した新GUIで運用や設定がより容易に(画面は開発中のもの)

奥行きが3cm以上短くなり、正方形に

 実物を見ると、確かに外見的にはRTX1200とほとんど変わらない。8ポートスイッチを含む10のLANインターフェイスに、microSDやUSBポートなど。ISDNのS/Tポートも健在だ。一点、異なるのがコンソール用のシリアルインターフェイスがD-SubからRJ-45に変わったという点。これにより、全体的にポートの詰まり方に余裕ができているような印象だ。

向かってもっとも左側にあるRJ-45インターフェイスがコンソール用。それ以外はRTX1200を継承

 筐体もコンパクトに再設計されており、筐体の奥行きはRTX1200に比べて31mm短くなっている。奥行きが短くなったため、上から見ると正方形に近い形だ。特徴的なのは、電源部分が大きくえぐれていること。これは差し込みプラグができるだけ外に出ないようにする配慮で、筐体の一部にプラグを引き込む設計が施されている。

背面を見ると、プラグを内側に引き込む設計になっているのがわかる。抜け防止の金具も用意

 発売は2014年11月で、価格は12万5000円(税抜)。製品の使い勝手に関しては、レビューしたいと思うので、お楽しみに。

初出時、製品名が「RT1210」になっておりましたが、正しくは「RTX1210」です。お詫びし、訂正させていただきます。本文は修正済みです。(2014年11月19日)

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