ついにドコモとauから発売された「Xperia Z3」(ソフトバンクは11月下旬以降の予定)。Xperiaシリーズのフラグシップ機ということで、早速購入を考えている人も多いはず。
そこで今回はドコモ発表会でのタッチ&トライ時に撮影した写真を中心に、その外観や価格についてチェックしていく。なお、ネットワーク対応やロゴの位置などをのぞき、主要スペックやカラバリについては3キャリアで基本的に共通である。
薄型軽量化に加えて、新カラバリによって
従来より軽快なイメージになった「Xperia Z3」
まず、Xperia Z3を手にして最初に感じるのは“薄くなった!”“軽くなった!”という点。Xperia Z3と同じ5.2型液晶を搭載する、従来モデルのXperia Z2は高級感の一方でずっしりとした印象もあった。実際の重量でも(Z1はさらに約171g)、Z2の約163gに対し、Z3は約152g。厚さもZ2の約8.2mmに対し、Z3は約7.3mmとなっている。
Xperia Z3 Compactの紹介記事でも同様の話をしているが(関連記事)、常時手にするスマホで約10gの軽量化は大きい。特にXperia Z1ユーザーの人は店頭などで持ち比べてみるといいだろう。ハッキリと差がわかるはずだ。
ちなみにXperia Z2ではフレームがすべてメタルだったのに対し、Xperia Z3は側面部のみがメタルで角は樹脂になっている。ただし、高級感は損なわれていないので心配する必要はない。
カラバリは従来のイメージカラーだったパープルがなくなり、ホワイト、ブラック、カッパー、シルバーグリーンという4色。中でもカッパーとシルバーグリーンは軽快感があり、随分イメージが変わったなと感じる。逆に言えば、Xperia Z3 Compactのオレンジやグリーンにあった強いインパクトとは違う方向性だ。
フラグシップ機らしく、主要スペックについては当然ながら高い。CPUはクアッドコアのSnapdragon 801 2.5GHzで、メインメモリーは3GB。防水・防塵に加え、フルセグの視聴も可能。さらにPlayStation 4と連携する「PS4 リモートプレイ」にも対応している。
カメラは約2070万画素と画素数だけならXperia Z2と同等だが、ISO12800に対応して暗所での撮影性能が向上。また電子式手ブレ補正機構も進化している。サウンド機能も特徴のひとつで、単体でのハイレゾ音源の再生に対応したほか、既存の音楽データをハイレゾ相当の音質で再生する機能も搭載されている。
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