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「Lenovo LI2821 Wide」で体験する、初めての4K撮影

GoProの4Kは楽しい! レノボディスプレーと一緒なら財布にも優しい

2014年09月05日 09時00分更新

文● コジマ/ASCII.jp編集部

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「GoPro」なら手軽に4K動画が撮れる

 さて、せっかくの4Kディスプレー、4K動画を“自分で”撮影して視聴してみよう。というと、「撮影するのは大変そうだし、そもそもそんなに面白い画が撮れる自信がない」と思うかもしれない。

「GoPro」シリーズの「HERO3+ Black Edition」モデル。GoProという単語は聞いたことがある、という人も多いのでは

 そこで今回利用するのが、「GoPro」。日常の風景からさまざまなアクティブスポーツまで、幅広い状況の動画を手軽に撮影できることで名高い、小型デジタルビデオカメラのブランドだ。

 今回使用するのは「HERO3+ Black Edition」というモデル。幅59×高さ40.5×奥行30mm、重量は約74gという小ささながら、4K画質で映像の撮影が可能(3840×2160ドットで撮影する場合、フレームレートは毎秒15コマ)。ちなみに「アドベンチャー」と「サーフ」という付属品の異なる2つのセットで販売されており、価格はいずれも4万4280円となっている。5万円以下で4K映像が撮れる、なかなかリーズナブルな組み合わせだ。

いろいろなマウントを付けることで、普通のカメラでは難しい動きのある画が簡単に撮れてしまう。今回は写真の「Jaws: Flex Clamp」マウントを使う

 せっかくの4K、GoProを使って面白い映像を、しかも手軽に撮ってみよう。被写体として協力していただくのはASCII.jpの人気連載「スマホで始める『音楽アプリ部』」にもご協力いただいている、漫画家兼ミュージシャンのノッツさんだ。以下の動画は4K画質で撮られているので、プレーヤー右下の歯車のアイコンから、4K表示の設定にして視聴してみてほしい。

 まずはギターのヘッドに付けて撮影したもの。ノッツさんの部屋の中なので生活感あふれるショットになっているが、「魚眼のような面白い画角で、指の動きもよくわかるし、これはこれで味があると思います」と本人。「せっかくの4Kなので、横長の画に全身を収めてみたかった」ということでこのような写りになっているが、ギターの動きにあわせてカメラも動き、普通のカメラでは撮れないような映像といえるだろう。

 こちらはノッツさんにヘルメットを被ってもらい、それにGo Proをくっつけてイラストを描いてもらったものだ。「4Kの意味があるのか?」と思いそうだが、ノッツさんによれば「作業に使っている設定などもわかりますし、もっと細かい作業をしている光景を写せば、ますます4Kの解像度が活きてくるんじゃないでしょうか。このサイズで、作者の視点を追体験できる高画質な映像が撮れるというのは、なかなかすごいですね」とのことだ。

 これはGoProのイメージらしい映像を撮るべく、編集部員の自転車のハンドルに装着して、走行中の映像を撮ったもの。アクティブスポーツの動画撮影にもよく使われる、GoProの本領発揮といったところか。自転車に限らず、スケートボードやラジコンなどに付けてみても面白いはずだ。

 さて、これらの動画を見ればわかるように、GoPro自体のマイクは性能がそれほどよいというわけではない。そのため、動画編集の際にBGMや効果音を付け足す機会も多いだろう。そこで、Lenovo LI2821 WideのJBLステレオスピーカーが威力を発揮するのだ。外付けのスピーカーを使わずとも、編集作業に十分な音質をもたらしてくれる。

撮影した動画を編集・視聴するときに音楽や効果音をこだわりたいという場合、JBLステレオスピーカーが威力を発揮する

 今回撮影に協力いただいたノッツさんに感想を聞いたところ、「ウェブカメラは持っているのですが、それと同じようなサイズで4K動画が撮れてしまうGoProは面白い。いままで4Kの画質にあまり興味はなかったけれど、簡単に撮影できて、すぐに見られる環境が揃うなると、自分にもできるなと感じられて、楽しいですね」と、GoProと4Kディスプレーの組み合わせの手軽さに魅了されたよう。

 4K動画の撮影、および編集なんて手の届かない話……と思っていなかっただろうか? しかし、GoProのような4K動画を撮影できるカメラと、Lenovo LI2821 Wideがあれば、すぐにでも始められる環境が整ってしまうのだ。

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