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ビジネスモデルだがパーソナルユースでも十分使えるデザインとスペック

米軍基準の信頼性! デザインも上質な14型ノート「HP EliteBook Folio 1040 G1」

2014年06月30日 11時00分更新

文● 山口優

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ビジネスユースには十分すぎるパフォーマンス

 今回試用したHP EliteBook Folio 1040 G1は、CPUにCore i5-4200U(1.60GHz)を採用し、4GBメモリーと128GB SSDを搭載したもの。モバイル向けの省電力なプロセッサーとはいえ、ビジネスユースには十分すぎるパフォーマンスを持っている。また、SSDは転送速度が高速なM.2タイプを採用しており、OSやアプリの起動・動作が非常にキビキビしている。OSはWindows 7 Professional(64bit)が搭載されていた。

 そこで、いくつかのベンチマークを実行して性能を測ってみた。まず、「Windows エクスペリエンスインデックス」を実行してみたところ、下の表のような結果になった。

Windows エクスペリエンス インデックスの結果

Windows エクスペリエンスインデックスの結果
基本スコア 5.2
プロセッサ 6.7
メモリ 5.5
グラフィックス 5.2
ゲーム用グラフィックス 6.5
プライマリ ハードディスク 7.9

 プライマリ ハードディスクのスコアが最大値の7.9を記録しており、これだけ見てもSSDの速さが分かる。

 続いてPCMARK 8 HOME CONVENTIONALでは、下図のようにスコアが2151となった。

PCMARK 8 HOMEのベンチマーク結果

PCMARK 8 HOME CONVENTIONAL 3.0スコア
HOME Score 2151
Test duration 34min 05s
Web Browsing - JunglePin 0.34853s
Web Browsing - Amazonia 0.13409s
Writing 4.2s
Casual Gaming 16fps
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v2 30fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2 143ms
Advanced Photo Editing part 1 1.1s

 同様に、3DMARKも試してみたところ、「FIRE STRIKE」が499、「SKY DIVER」が2369、「CLOUD GATE」が4030、「ICE STORM」が30267となった。オフィスPCとしてはごく標準的なテスト結果だ。

3DMARKのベンチマーク結果

 また、「CrystalDiskMark」でストレージ性能を計測してみたところ、下図のようになった。ストレージがM.2タイプのSSDということもあってかなり高速。標準のRAM容量は4GB(8GBまで増設可能)だが、このSSDのおかげで、今回使用していても動作が引っかかる感じはほとんどしなかった。

「CrystalDiskMark」のベンチマーク結果

 このほか、「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」では、1280×720ドット、フルスクリーンの設定でスコアが2085となった。また、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」では、1280×720ドット、フルスクリーン、低品質の設定で、スコアが5341、評価が「快適」となり、標準品質の場合はそれぞれ4505と「普通」、最高品質は3441と「普通」だった。

「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」のベンチマーク結果

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」のベンチマーク結果

 「FINAL FANTASY XIV:A Realm Reboneベンチマーク キャラクター編」では、1280×720ドット、フルスクリーン、標準品質(ノートPC)の設定でスコアが2744、評価が「やや快適」となった。また、高品質(ノートPC)の場合はスコアが1731、評価が「設定変更を推奨」、最高品質の場合はスコアが1285、評価が「設定変更が必要」だった。ヘビー級のゲームをバリバリ快適に楽しめる性能ではないものの、設定を工夫すればある程度快適に楽しめる性能は備えているようだ。

「FINAL FANTASY XIV:A Realm Reboneベンチマーク キャラクター編」の結果


(次ページ「残量を気にせず使える長時間駆動バッテリー」へ続く)

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