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安くて薄くてハイスペック!「Luvbook L」の魅力を探る

3Dゲームも設定しだいで快適に遊べる

Core i7で9万円台から!14型Ultrabook「LuvBook L」のパワーを検証

文●高橋量

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人気の3Dゲームも設定しだいで快適に遊べる

 3D性能を計測する「3DMark」では、DirectX 9のテストを実施する「Ice Storm」で「39949」とそこそこ高めの結果となった。国内で人気の3DオンラインゲームはDirectX 9の機能を主に利用しているため、解像度や画質を調整すれば問題なくプレーできるだろう。DirectX 9を詳細にテストする「3DMark Vantage」でも標準的なUltrabookよりも高いスコアだ。ただし「3DMark」のそのほかの結果を見てみるとDirectX 10相当の「Cloud Gate」では「4466」、DirectX 11相当の「Fire Strike」では「585」とそれほど高くはない。高い3D性能が必要な海外の大作ゲームを遊ぶには少々厳しいと言える。

「3DMark」のベンチマーク結果

「3DMark Vantage」のベンチマーク結果

 続いて、実際のゲームの快適さを計測する3Dゲーム系ベンチマークの結果を紹介しよう。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」では解像度を1280×720ドット、画質を「標準品質」に設定したところ、スコアは「4362」の「普通」という結果だった。スコアは5000程度で判定が「快適」に変わるため、限りなく快適な「普通」と考えればいいだろう。ただし、画質を「最高品質」に変更するとさすがに重くなってしまうようだ。なお「LuvBook L」シリーズのディスプレーは解像度が1600×900ドットのため、「1920×1080ドット」のベンチマークは行なっていない。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果
1280×720ドット
低品質5317(快適)
標準品質4362(普通)
最高品質2676(やや重い)

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果

 「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」でも解像度1280×720ドットの「標準品質」で試してみたところ、スコアは「2813」の「やや快適」という評価となった。ほかにも画質や解像度を変えてテストしてみたが、問題なく遊べそうなのはこの設定のみのようだ。

「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果
1280×720ドット1920×1080ドット1920×1080ドット
標準品質2813(やや快適)1930(設定変更を推奨)1411(設定変更が必要)
高品質1758(設定変更を推奨)1194(設定変更が必要)860(動作困難)
最高品質1320(設定変更が必要)890(動作困難)642(動作困難)

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果

 「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」では1280×720ドットの簡易描画設定「3」で「1235」、「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」で「2202」、「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」でスコア「1544」の「C」判定という結果になっている。いずれも高解像度&高画質設定でプレーするのは厳しいが、画質や解像度を低く抑えることで問題なく遊べるだろう。

「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」のベンチマーク結果

1280×720ドットでテストを行なった「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」ベンチマーク結果

解像度を1280×720ドットに設定し、画質をもっとも低い状態に変更した時の「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」ベンチマーク結果

標準的なUltrabookよりも速くて安い!

 「LuvBook L」シリーズはCPUにCore i7-4500U(1.80GHz)を採用しているだけあって、Core i5-4200U(1.60GHz)あたりを搭載した標準的なUltrabookよりもマシンパワーの面で優れている。それでいて価格が安いとなれば、十分検討に値するマシンだと言えるだろう。コストパフォーマンスを追求したい人におすすめのUltrabookだ。


マウスコンピューター/G-Tune

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