ちょっとお高めなハンバーガーショップでは、「アボカド」を使ったメニューは珍しくない。それどころか、アボカドをウリにしているところもあるほどだ。しかしながら、大手ハンバーガーチェーンに目を向けると、アボカドを使ったメニューが世に出る機会は決して多くはなかった。
そんな中、ついにハンバーガーチェーンの本丸(?)、日本マクドナルドが動いた! 同社は4月17日から、「アボカドビーフ」「アボカドチキン」「アボカドえび」を全国のマクドナルドで発売する(各399円)。なお、5月下旬までの期間限定販売を予定しているとのこと。
ちなみに、日本マクドナルドの商品として初めてアボカドが使用されたのは、2012年に発売された「ビバリーヒルズバーガー」。そのときはソースとしての使用だったが、写真を見る限り、今回はアボカドがそのままたっぷりとサンドされているようだ。
また、3種類とも通常のハンバーガーのバンズではなく、“香ばしく焼き上げたもっちり食感”をうたうチャバタ(Cabatta。北イタリアで生まれたパン。イタリア語の「スリッパ」が語源)を使っている点も目を引く。
アボカドビーフは、100%ビーフ、グリルしたベーコンが2枚、チェダーチーズにスライスオニオンが入り、アボカドと相性抜群というわさびソースで仕上げている。
アボカドチキンは、チリペッパー、コリアンダーリーフ、ブラックペッパーなど7種類のスパイスをブレンドしたクリーミーでスパイシーなコブサラダソースで仕上げたとのこと。アボカドえびもコブサラダソースで仕上げているが、えびのむき身をふんだんに使ったというえびかつがポイントだ。
マクドナルドからアボカド入りのメニューというだけでも期待が膨らむが、チャバタを使っている点も面白い。この春注目のメニューといえるだろう。