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ベゼル幅わずか12㎜で魅せるディスプレー『ProLite XUB2790HS』

6つのモードで映像表示を最適化

"印刷したら色が違う"現象にサヨナラ 「ProLite XUB2790HS」

文●山口優

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多彩な利用シーンをサポート

 「ProLite XUB2790HS」の映像入力端子は、HDMI端子、DVI-D端子、VGA端子の3系統ある。また、本体に2W×2のステレオスピーカーを内蔵するほか、音声入力端子と音声出力端子も備えている。そのため、PCだけでなく家庭用ゲーム機やAV機器など、幅広い製品をつなげて、その映像や音声を手軽に楽しむことができる。

本体には、HDMI端子、DVI-D端子(HDCP対応)、VGA端子などの映像入力端子や、音声入力端子、音声出力端子が搭載されている

 本体の設定メニューには「i-Style Color」と呼ばれる調整項目が用意されており、表示内容に合わせて画面を最適化するのも簡単。同項目で選べるのは、デフォルトの「標準」や、文章作成に向いた「テキスト」、Webサイトの閲覧に適した「インターネット」、エンタメ向きの「ゲーム」や「ムービー」、「スポーツ」など。また、応答速度を最大5msまで改善して動画表示時の残像を減らす「オーバードライブ」機能も搭載している。実際にさまざまな映像で本製品を試してみたが、適切な設定を行なえば動きの激しいスポーツ映像やアクションゲームなどでも残像感はかなり低減できた。

本体設定の「i-Style Color」という調整項目で表示内容や利用シーンに合わせて画面を最適化できる

パネル下部にあるボタンで、各種調整メニューを呼び出すことができる

 「ProLite XUB2790HS」にはガンマや色温度を補正できる機能も搭載されており、印刷物とディスプレーを見比べて細かく色を調整することが可能。そのため厳密な色合わせが求められる映像編集やデザインなどの制作現場でも、「ProLite XUB2790HS」は大いに活躍するはず。コスパのよいPCディスプレーを探しているユーザーから映像やデザインに関わるクリエイターまで、幅広いユーザーに注目してほしい1台だ。

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