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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第339回

リコーの「THETA」でパノラマ猫三昧!

2014年01月24日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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猫に囲まれた場所でパノラマを撮ってみたい!

 たとえばこんな写真はTHETAじゃないと撮れません。

THETAで撮った写真から切り出し、SnapSeedというアプリで加工した屋根の上の黒猫。下に私の足も写っております(2014年1月 リコー THETA)

THETAで撮った写真から切り出し、SnapSeedというアプリで加工した屋根の上の黒猫。下に私の足も写っております(2014年1月 リコー THETA)

 前後左右全部を撮れるとなると、猫に囲まれた場所で撮ってみたいのが人情ってもの。

 もちろんやってみた。

このあと、近寄ってきたハチワレ猫がTHETAを倒しちゃったのでした(2014年1月 リコー THETA)

このあと、近寄ってきたハチワレ猫がTHETAを倒しちゃったのでした(2014年1月 リコー THETA)

 最初はTHETAを地面に置いてリモートで撮ってみた……のだが、THETAに興味を持った猫がエイッとぶつかって倒しちゃったので断念したのだ。

 その後、THETAを手にもって撮ったのが冒頭写真。これの360度バージョンはこちらにあります。ぐるぐるできます。

 専用サーバーに置いてみんなで鑑賞するのがTHETA本来の使い方なのだ。

 猫に囲まれてもう1枚。

真上を見上げると丸い空を取り囲む地面というユニークなアングルも楽しめる(2014年1月 リコー THETA)

真上を見上げると丸い空を取り囲む地面というユニークなアングルも楽しめる(2014年1月 リコー THETA)

 360度撮れているので真上を見上げれば世界がぐるっと丸く表現されるのである。よく見ると私の後ろにも猫がいる。撮影者の視界の外まで写っちゃうという面白さ。

 THETA自体は猫撮影に向いてるわけじゃないし、小さなカメラで全天球を写すので画質的にも大したものじゃないけど、一発で空間全体を記録できるってのが非常に斬新なのだ。写真とも動画とも違う楽しさ。

 お値段はちょっと高め(実売4万5000円前後)だけど、パノラマ好きにはたまらんカメラである。

■Amazon.co.jpで購入


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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