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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第330回

猫に囲まれた! そんな時はリコー「THETA」で360度パノラマ

2013年11月15日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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いきなり目の前で伸びをしたふさふさ猫。この子が一番人なつっこいのでした。しゃがんで真正面から撮影(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

いきなり目の前で伸びをしたふさふさ猫。この子が一番人なつっこいのでした。しゃがんで真正面から撮影(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

 先日、家から行きつけの公園まで、写真を撮るために自転車で走ったのである。

 だいたい自転車で30分くらいの距離。ただ、いつも使っている道が渋滞してて、狭くて自転車もすり抜けられないレベルなので、じゃあ違うルートで行ってみるかと、自転車を止めてiPhoneで地図をチェック。ここを右折してあの辺で左折すればちょっと遠回りだけど渋滞は避けれそうだと、はじめて通る道に入ったのである。

 それはいいんだけど、「だいたいこっちの方かな」と適当に走ってたら思い切り迷いまして、最近はiPhoneがあるおかげでどれだけ迷っても何とかなるさと思っちゃっていけない。

 しょうがないので自転車を止めて地図を見ると、目的地からずいぶん遠ざかってる。やばい。いや、次を左折してくねくねいけば何とかなるはずだと見知らぬ道に入る。

 自動車もすれ違えない細い道を抜けようとすると、左手の民家脇に猫発見。慌ててブレーキ。

 ちょっと先の路地に自転車を止め、猫を撮ろうとカメラを抱えて戻ったら、エアコン室外機の上でくつろいでいたふさふさな猫は、逃げるどころかこっちにタタタと寄ってきて、いきなりうにゅうと伸びてくれるのだ。

 そんな予想外の展開に慌ててシャッターを切ったのが冒頭写真。ピントが目じゃなくて鼻の頭にあってるのはご容赦を。慌ててとりあえず撮っちゃいました。

 で、撮ったらまた自転車にまたがって本来の目的地へ向かおうと思っていたのだが、そうは猫が許さない。

 どうやらこのあたり、猫がたまってるのだ。近くに農地があったので猫的には暮らしやすいのだろう。近所に世話をしてる人もいるに違いない。そんな感じの人なつこさだ。

 何しろしゃがんで猫を撮ってたら、民家のガレージからわらわらわらと何匹も飛び出てきたのである。びっくり。

一斉に出てきたので慌てて広角にして撮影。今数えたら7匹写っておりました。お暇な方は数えてみてください(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

一斉に出てきたので慌てて広角にして撮影。今数えたら7匹写っておりました。お暇な方は数えてみてください(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

 何しろこんな感じである。ちなみに、この写真だけで7匹写ってるほど。最初の猫ほど人なつこくはないが、食べ物でももらえると勘違いしたのか一斉に道路に出てきたのである。

 これはびっくりでしょ。あとはもうたくさんいる猫を撮るだけ。

奥からぐるっと回り込んですりすりしてる。茶白猫は我関せずな感じがいい(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

奥からぐるっと回り込んですりすりしてる。茶白猫は我関せずな感じがいい(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

 道路を渡って向かいの農家の入口で遊びはじめた猫はいるし。

私のストラップを見つけてがしがしと噛んでます。人も車もあまり通らない狭い道なので猫たちも遊び放題(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

私のストラップを見つけてがしがしと噛んでます。人も車もあまり通らない狭い道なので猫たちも遊び放題(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

 さっきの人なつっこいヤツは私のカメラストラップで遊んでるし……。

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