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前後左右上下の360度画像を一度に撮影

日本発売11月8日! リコー、全天球インプットデバイス「RICOH THETA」

2013年10月25日 16時10分更新

文● 行正和義

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 リコーイメージングは、一度の撮影で前後左右上下360度の全天球イメージを撮影できる世界初の画像インプットデバイス「RICOH THETA」を11月8日から日本で発売することを発表した。

 「RICOH THETA」は超小型の二眼屈曲光学系レンズを前後に内蔵することで、一度の撮影で撮影者を含む360度の全天球画像を撮影するもの。撮影画像はWiFi接続されたスマホなどに転送、無償アプリによって見ることができ、角度や表示サイズを変えて閲覧できる。また、専用ウェブサイトも用意され、全天球映像をFacebookやTwitter、TumblrなどのSNS、マイクロソフト提供のPhotosynthで共有できる。

RICOH THETAの前面(右)と背面(左)にカメラが前後対称に装備されている

 撮影距離は約10cm~∞、ISO感度はオート(ISO100~1600)、シャッター速度自動、露出はマニュアル補正(-2.0~+2.0EV、1/3ステップ)が指定できる。内蔵メモリは約4GB(約1200枚分)、内蔵リチウムイオン電池により約200枚の撮影が可能。

頭上に掲げるようにして撮影すれば全景を撮影でき“その場の雰囲気”を伝えることができる

 本体サイズは幅42☓奥行き22.8☓高さ129mm、重量は約95g。11月8日発売で価格はオープンプライス。

専用ウェブサイトtheta360にはいくつかのサンプルが公開されており、ブラウザ上でスクロールや拡大縮小して表示、全天球イメージの臨場感を実感できる

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