ニフティは1月21日、中小企業やSOHO向けのクラウド型ストレージサービス「ニフティクラウド シンプルファイルサーバー」の提供を開始した。専用機器(サービスアダプター)をルーターにつなぐだけで簡単に導入できるのが特徴。
同サービスは、導入や設定の簡単さと高度なセキュリティ、データの保全性を追求して開発されたもの。サービスアダプターを設置したユーザー環境と、国内データセンターにあるニフティクラウド上のストレージ領域を暗号化通信路(IPsec VPN)で接続し、エンドユーザーはWindowsのエクスプローラーを通じてファイルを管理できる。ニフティクラウド側の保存領域はトリプルミラー構成により冗長化が図られており、保全性を高めている。

ニフティクラウド シンプルファイルサーバーの概要
サービスアダプターを含む「スタートキット」を購入し、インターネット接続しているルーターにサービスアダプターを接続して、ニフティへの法人ID登録とオンラインアクティベーションを行えば利用開始することができる。
対応端末(OS)はWindows Vista/7/8/8.1(各64ビット版含む)。価格は、スタートキットが4万9800円、月額費用はストレージ容量に応じて1万5000円(500GB)から11万9000円(10TB)。利用端末数に制限はないが、同時接続数は10台までとなっている。
