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ミーティング環境を革新!? 教育機関向けにも

シャープ、70型タッチディスプレー&IGZO搭載15型Win8.1タブ

2014年01月16日 18時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp編集部

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シャープが大型タッチディスプレー「BIG PAD PN-L703A/703B/603A/603B」およびWindows 8.1搭載15.6型タブレット「RW-16G1」を発表

 シャープが1月16日、東京支社で新製品発表会を開催し、大型タッチディスプレー「BIG PAD PN-L703A/703B/603A/603B」およびWindows 8.1搭載15.6型タブレット「RW-16G1」を発表した。いずれもビジネス向けのモデルとなり、個人への販売は現在のところ予定していない。

 実売予想価格はL703Aが96万円前後、L703Bが82万円前後、L603Aが77万円前後、L603Bが63万円前後。RW-16G1は25万円前後。(構成により異なる)発売日はL703A/Bが3月10日、L603A/Bが4月10日で、RW-16G1は3月中を予定している。

PN-L703A

 BIG PADは、会議用の電子ホワイトボード、あるいはモニターとして利用できるタッチ式のディスプレー。同梱のタッチペンを利用して、表示した画像や資料に手書き感覚で直接書込むことを可能にしている。解像度は全モデルとも1920×1080ドットのフルHDだ。

 同社のミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク2.0」を内蔵し、接続したRW-16G1や、iOS端末、Android端末との相互同期ができる。(クライアント側へのタッチディスプレイリンクのインストールが必要。)会議の進行役が書込んだ内容を参加者が手元のタブレットで確認したり、反対に参加者の内一人が書込んだ内容をBIG PADに反映して全員に共有するといった使い方が想定される。(連携している端末同士ならば、数秒のラグはあるものの書込み内容はすぐに反映される。)

BIG PADの利用イメージ。70型のモデル

 Microsoft Excel/Word/PowerPoint、PDFファイルの展開、ファイル上への書込みに対応するほか、文字や図を書込んだ状態でのファイル保存も可能だ。703Aおよび603Aには、電源を入れて5秒程度で利用できる「ホワイトボード」機能もそなえた。また、同社のオンラインストレージサービス「Data Cabinet Online」との連携にも対応。データをクラウド上に保存できるほか、遠隔地の端末との同期も可能だ。(BIG PAD同士の連携も可能)

 パネル側に最大200回/秒でタッチを検出する機構をそなえ、タッチペン側に感圧センサーを内蔵したことで、書き心地もなめらかに仕上がっているという。L703A/L603Aには、ページ送り/戻し、右クリックなどの機能ボタンが付いたモデル、L703B/L603Bには機能ボタンなしのモデルが付属する。タッチペンは、オプションとして単品でも販売する。ペンごとに色を変えられるほか、4人までの同時書込みにも対応している。

 寸法/重量は703A/Bが約幅1647×奥行き94×高さ1010mm/約59〜61kg、603A/Bが約幅1437×奥行き94×高さ890mm/約46〜48kg。

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