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デジカメユーザーに最適!写真加工&保存用ワンパッケージPC「MDV-GZ7200X-SH-AJ」の実力

2013年12月20日 11時00分更新

文● 高橋量

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Adobe Photoshop Elements 12のRAW画像現像もモチロン速い

 「MDV-GZ7200X-SH-AJ」のウリの1つが、画像編集ソフトの「Adobe Photoshop Elements 12」と動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 12」の付属だ。ここでは特に、「Adobe Photoshop Elements 12」のRAW現像の使用感について紹介しよう。ちなみにこの2本はプレインストール版ではなく、パッケージ版だ。そのため、OSの再インストールなどでストレージをまっさらにしても、容易に再導入可能な点が嬉しい。

 Photoshop Elements 12は「Camera Raw」プラグインを利用することで、RAW画像の現像を行なう。インストール時のバージョンは「8.0」だが、アップデートを実行することによって最新の「8.3」を利用可能だ。

Photoshop Elements 12でRAW画像を読み込む際に利用する外部プラグイン「Camera Raw 8.3」

 Photoshop Elements 12の場合、Camera Rawの画面から「画像を開く」をクリックして編集可能な状態にすることを「現像」と呼ぶ。その際にホワイトバランスや露出などの項目を操作して、写真を補正することが可能だ。複数のRAW画像を開いた際は「すべてを選択」をクリックしてから操作を行なうことで、すべてのRAW画像をまとめて補正できる。開いた画像はPhotoshop Elements 12の各機能でさまざまな加工が行なえるが、RAW画像を補正し直す場合は再度Camera Rawからファイルを開くことになる。

複数のRAW画像をまとめて編集することも可能

 補正機能は、色温度やコントラスト、彩度などを調整できる「基本補正」とシャープネスやノイズ軽減を施す「ディティール」、カメラごとに最適化を行なう「カメラキャリブレーション」の3カテゴリがある。補正機能としては必要十分な構成だ。プロやハイアマチュアなカメラマンが利用する「Adobe Photoshop Lightroom」などに比べると現像機能は少ないが、初心者から中級者なら問題ないだろう。項目が少ないほうがわかりやすく、現像後の画像加工を前提にしているならPhotoshop Elements 12のほうが手軽で便利だ。

現像前に補正を行なうことで、写真をより美しく仕上げられる

写真の青被りを補正した例。左が補正後で右が補正前の写真

同じく左が補正後で右が補正前の写真。「自動補正」で適正な明るさに自動調整したあと、彩度を変更して印象的な色合いに仕上げた

 RAW現像とはデータの変換作業であり、内部的には様々な演算処理が行なわれるためCPUパワーが必要となり、低速なCPUでは非常に時間がかかってしまう。それでは、「MDV-GZ7200X-SH-AJ」ではRAW現像にどれくらいの時間がかかるのだろうか。

 実際に、Camera RawからPhotoshop Elements 12で開くまでの現像にかかる時間を計測してみたところ、25MB程度のRAW画像を10枚現像するのに21.6秒だった。単純計算だが、1回の撮影で100枚撮影しても現像にかかる時間は4分弱であり、まったく問題ないだろう。大したものである。

 RAW画像の補正や現像にはコントローラー容量が多いほうがよいとされているが、それはPhotoshop Lightroomなどの高性能なソフトを使った場合だ。Photoshop Elements 12は32ビット版のため、16GBや32GBのコントローラーが搭載されていても画像加工においてはほとんど意味がない(Premiere Elements 12は64ビット版なので大容量コントローラーを活用できる)。とはいえ、搭載コントローラーが4GBでは将来的に不安が残る。その点で、8GBという容量は非常にバランスの取れた選択だ。

(次ページ、「Windows 8の新機能で大容量ストレージを冗長性のある写真サーバーに!」)


 

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