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コストパフォーマンスの高いスタンダードノートPC

GDDR5で高速化!「LuvBook K」は、4700MQと750Mで9万円台のお得ノート

文●石井英男

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 マウスコンピューターのLuvBook Kシリーズは、15.6型液晶搭載スタンダードノートPCであり、高性能かつ低価格であることが魅力だ。現在、第3世代Core iプロセッサーを搭載したモデルと、第4世代Core iプロセッサーを搭載したモデルが併売されているが、今回は、第4世代Core iプロセッサーを搭載し、「GeForce GT 750M」とGDDR5メモリの組み合わせを搭載する新モデル「LuvBook K LB-K600S」(以下、LB-K600S)を試用する機会を得たので、早速レビューしていきたい。

目に優しいノングレアフルHD液晶を搭載

 LB-K600Sは15.6型液晶を搭載したスタンダードノートPCだが、他社のスタンダードノートPCの多くが1366×768ドット液晶を搭載しているのに対し、1920×1080ドットのフルHD液晶を搭載していることが魅力の1つだ。マウスコンピューターは、よりハイエンドな製品もラインナップに取りそろえているため、スタンダードノートPCとして位置づけられている。だが、クアッドコアCPUや単体GPUを搭載していることもあり、スペック的にはハイエンドノートPCといっても十分に通用する。

「LuvBook K LB-K600S」

 液晶にノングレア液晶を採用していることも、高く評価したい。いわゆる光沢液晶(グレア液晶)は、一見鮮やかで見栄えはよいが、外光が画面に映り込みやすいため、長時間使っていると目が疲れやすい。LB-K600Sのノングレア液晶は、外光の映り込みが抑えられているため、長時間使っていても目が疲れにくく、視認性も良好だ。

 以前はノングレア液晶が主流で、その後に映像を鮮やかさを求めてグレア液晶を搭載するPCが増えてきたのだが、最近はまたノングレア液晶の見やすさが見直されているようだ。マウスコンピューターは、ノングレア液晶を望むユーザーの声にいちはやく応えており、ハイエンドノートPCでも、グレア液晶に替えてノングレア液晶を積極的に採用している。

 本体のサイズは幅376×奥行き252×高さ34.9mmで、重量は約2.58kgである。15.6型液晶搭載スタンダードノートPCとしては、標準的なサイズと重量だ。ボディデザインはシンプルで、万人に好まれそうだ。



マウスコンピューター/G-Tune


 

(次ページ、「GeForce GT 750MにGDDR5メモリを組み合わせ」に続く)

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