このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

マウスコンピューター×ASCII.jpコラボ

デジカメユーザーに最適!写真加工&保存用ワンパッケージPC「MDV-GZ7200X-SH-AJ」の実力

2013年12月20日 11時00分更新

文● 高橋量

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Windows 8の新機能で大容量ストレージを冗長性のある写真サーバーに!

 続いて、ストレージの活用例について紹介しよう。いくら写真のファイルサイズが大きいとはいっても、8TBもあれば持て余すケースも多いはずだ。そこで、合計8TBの容量をフルに使い切ることを考えるのではなく、2台のHDDに同じデータを保存してファイル破損やHDDのクラッシュなど万が一に備えるべきだ。4TBしか使えなくなるが、OSやアプリケーションは再インストール可能だが、失われた想い出は絶対に戻らない。

 複数のディスクにデータを保存して安全性を高めたドライブ、いわゆる「冗長化された」ドライブを作る方法はいくつかある。多いのはオンボードで搭載するRAIDコントローラを使ったRAID構成だろう。だがRAIDでは、空き容量が減ってきてもストレージの追加は容易ではない。そこでお勧めしたいのが、「MDV-GZ7200X-SH-AJ」が搭載するWindows 8.1が持つ「記憶域プール(Storage Pool)」の利用だ

 記憶域プールはWindows 8/Windows Server 2012から標準搭載された機能で、ソフトウェアRAIDのようなものだが、運用開始後でもHDDを追加可能という大きな特徴がある。「MDV-GZ7200X-SH-AJ」を使い続け、写真などのデータが4TBに達しても、もう1台HDDを追加することでデータはそのままに容量を増やせる。非常に便利な機能であり、前半で「ファイルサーバーとして使うのであればならWindows 8以降が絶対にお勧めなのだ」とした理由がこれだ。

 利用開始も簡単で、数ステップ程度の操作で、ディスクエラーからも回復可能なドライブを作ることができる。RAIDと同じく複数の方式があるが、HDDが2台のMDV-GZ7200X-SH-AJでは「双方向ミラー」が利用できる。2台のHDDのうちどちらか一方が破損してもファイルは残ったままで、故障したHDDを交換すれば以前と同様に運用できる。

 下記に設定方法を紹介しよう。なお、HDDはいったん初期化されるので、すでに利用しているHDDを使う場合はデータのバックアップをお忘れなく!

コントロールパネルの「システムとセキュリティ」から「記憶域」を開き、「新しいプールと記憶域の作成」をクリック

双方向ミラーはHDD2台から利用できる。データを保存している場合は、あらかじめ退避させておくこと

「回復性の種類」に「双方向ミラー」を選択。サイズにはディスク容量以上の数値を入力できるが、別途HDDを追加しない限り3.63TB以上は利用できない

記憶域として新たに作成されたGドライブ

 オンボードRAIDと異なり、記憶域プールはOSを入れた起動ドライブには使えない。しかし、MDV-GZ7200X-SH-AJの起動ドライブは別途搭載するSSDのため、問題なく導入可能だ。

 次に、「MDV-GZ7200X-SH-AJ」内の写真をほかのデバイスからでも閲覧できるようにしてみよう。写真サーバーの作り方にもピンからキリまであるが、Windows Media Player 12をDLNAサーバー化する方法が簡単。メディアストリーミングを有効にすれば、スマホやタブレットのDLNAクライアントアプリから写真を手軽に閲覧できる。もちろん共有化された動画も視聴可能だ。その際、記憶域の写真フォルダーや動画フォルダーをライブラリに追加することも忘れずに。

Windows Media Player 12から「ストリーム」→「メディアストリーミングを有効にする」とクリック

メディアストリーミングオプションの画面で「メディアストリーミングを有効にする」をクリック

メディアライブラリ名とデバイスごとの許可を設定し、「OK」をクリック

スマホやタブレットのDLNAアプリからMDV-GZ7200X-SH-AJ内のライブラリにアクセス可能に。今回は「Twonky Beam」を利用した

ステップアップしたいデジカメユーザーに最適なセット

 カメラの機材は、自分のレベルに応じて徐々に買い足すのが基本だと筆者は考えている。もちろんはじめにいいものを選んでおく必要もあるが、使いこなせない機材を購入しても意味がないだろう。写真加工用のPCも同じで、プロレベルの機材を一式そろえるよりもまずは拡張性が高くパワフルな本体を用意してから、必要に応じてソフトや周辺機器を買い足すべきだと思う。その点において、「デジカメユーザーのための写真加工&保存用PC」として登場した「MDV-GZ7200X-SH-AJ」は写真家向けPCのスタートに最適なセットだ。

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ