BF4も新生FF XIVもこのビデオカードで快適間違いなし 第3回
GIGABYTE製ビデオカードはチューンナップと3連ファン「WINDFORCE 3X」が魅力
2013年11月27日 16時00分更新
冷却が十分ならファンの回転数を
落としても大丈夫
最後はGPUクーラーの性能となる騒音値やGPUコア温度、ファン回転数などを見ていこう。
騒音値は従来タイプの「WINDFORCE 3X」クーラーを採用する「GV-R928XOC-3GD」が42.9dBと高めだが、そのほかのモデルは、高負荷状態でも40dBを超えることはなかった。このレベルの騒音値ならPCケースに収めれば、気にならないだろう。
一方、騒音値が高めな「GV-R928XOC-3GD」は、高負荷時のGPUコア温度が58度と、かなり低くなっているので、OC GURU IIを使ってファンの回転数を落としても大丈夫だ。ひと手間必要だが、最適なファン回転数を見つけて、高負荷状態の続くゲーミング中も耳障りな動作音を気にせず遊べる環境を構築しよう。
静音もオーバークロックもおまかせの
高冷却な「WINDFORCE 3X」クーラー
高負荷時でもGPUコア温度を60~70度台に抑え、騒音値が40dBを超えなかった新タイプの「WINDFORCE 3X 450W」クーラーと、ファン回転数の設定次第では十分静かな従来タイプの「WINDFORCE 3X」クーラーを試したが、さすがの冷却性能だった。
静音性を重視してファン回転数を落としたり、GPUの限界性能を引き出す、さらなるオーバークロックを試したりと、高い冷却性能を誇る3連ファンを備えた 「WINDFORCE 3X」クーラーを搭載したGIGABYTE製ビデオカードなら自分好みの快適なグラフィック環境を突き詰めることができる。ユーザーにとって魅力的な メーカであることは間違いなしだ。
さて、3回にわたり「GeForce GTX 780/760」と「Radeon R9 280X/270X」のハイエンド&ミドルハイGPUに注目してきた。両GPUメーカーのビデオカードを扱っている鉄板3メーカーの独自機能やGPUクーラーの性能をチェックしてきたが、ビデオカードによって、静音や品質といったさまざまな特徴があるのが理解できただろう。これからはGPUだけでなくメーカーの独自機能も気にしてビデオカードを選んでいきたいところだ。
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