このページの本文へ

BF4も新生FF XIVもこのビデオカードで快適間違いなし 第3回

GIGABYTE製ビデオカードはチューンナップと3連ファン「WINDFORCE 3X」が魅力

2013年11月27日 16時00分更新

文● 藤田 忠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

両タイプの「WINDFORCE 3X」を
じっくりチェック

 さっそく、両タイプの「WINDFORCE 3X」クーラーを分解。2つの違いとともに、高い冷却性能が謳われているGIGABYTE独自技術満載の「WINDFORCE 3X」クーラーを徹底チェックしていこう。なお、分解は各々「GV-N780OC-3GD REV2」と「GV-R928XOC-3GD」を使用している。

WINDFORCE 3X 450W採用のGV-N780OC-3GD REV2(左)と従来タイプとなるGV-R928XOC-3GD(右)のパーツ構成。部品点数は同じだが、クーラーカバー部やヒートシンク形状が大きく違っている

新タイプ(左)と従来タイプ(右)のクーラーカバー部。新タイプは金属製を採用し、WINDFORCEロゴが入っている。ともにファンはカバーに固定されている

新タイプ(左)と従来タイプ(右)のヒートシンク部。新タイプの「WINDFORCE 3X 450W」は、2ブロック構造だが、従来タイプは3ブロック構造になっている。また、新タイプは従来タイプの2倍となる6本のヒートパイプが備わっている

新タイプ(左)は、従来タイプ(右)に比べて、Triangle Cool Technologyの三角構造部が大型化。金属充填を増やすことで、冷却効果を高めている

GV-N780OC-3GD REV2(左)、GV-R928XOC-3GD(右)の基板。GV-N780OC-3GD REV2は、補助電源がリファレンスの8ピン+6ピン構成から、8ピン×2に強化されている。また、GV-R928XOC-3GDには、電源回路部にはヒートシンクが備わっている

新タイプはヒートシンク部に電源回路と接触する銅製プレートを装備し、GPUコアといっしょに冷却される仕組みだ

見た目からはわからないが、ヒートパイプ内に別のヒートパイプを通し、熱の輸送効率を高めるComposite Heat Pipeも新たに採用されている(画像提供:GIGABYTE)

動画で見る
WINDFORCE 3X 450Wの構造

便利なOSD機能を持つ「OC GURU II」

 GIGABYTEもほかのメーカーと同じく、GPUコアやメモリークロック、各種電圧、ファン回転数などのカスタマイズが行なえ、5つのプロファイル登録や各種クロックや温度などのグラフ表示、ログ記録なども可能なGPUツールの「OC GURU II」が付属している。

 多くの機能を備える「OC GURU II」で便利なのがOSD機能で、フレームレートの表示やGPUコア、メモリークロックの変更。さらにはブライトネスやコントラストといった項目をゲーム中に表示、変更可能になっている。

GIGABYTEオリジナルのOC GURU II。各種設定を変更でき、GeForce系はPower Targetなども調節可能。各種クロックやファンの回転数(%表示)の表示もできる

GPUコアの温度にあわせて、ファンの回転数を手動設定することが可能。また、GeForce系ではOC GURU Ⅱからディスプレー解像度の変更も行なえる

注目のOSD機能。表示位置や任意のホットキーを設定できる。ゲーム中のスクリーンショットも取得できるようになっている

 残念ながらOSD上での電圧変更はできず、クロックの設定可能範囲も狭くなっているが、フレームレートを確認しつつ、ゲーム中にオーバー/ダウンクロックできるのは便利。また、ゲームシーンにあわせてブライトネスとコントラストを調節し、臨場感をアップさせたり、見えづらい敵を見えやすくしたりできるのもいい。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中