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山市良の「企業ユーザーはここに注目しよう!Windows 8.1の新機能」第4回

利用できるクライアントの条件は? セットアップの方法は?

面倒な操作をなくす!Windows 8.1「自動VPN接続」を使う

2013年09月26日 08時00分更新

文● 山市良

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※ この記事はWindows 8.1 Preview、Windows Server 2012 R2 Preview、System Center 2012 R2 Previewの機能に基づいて記述しています。正式リリースでは変更になる場合があります。

VPNはモバイル業務で必須!でもWindows 8の接続操作は……

 外出先のモバイル環境や出張時のホテル、あるいは自宅などからインターネット経由で企業ネットワークに接続する場合、現在ではVPN(仮想プライベートネットワーク)を使うのが一般的だ。インターネットが普及する前は、企業内に用意されたアクセスポイントにダイヤルアップ接続する方法がよく利用されていたが、現在では初期投資も通信コストも安いVPN接続が主流になっている。特に接続元のデバイスが個人所有のものだったり、Windows以外のOSも使われている場合には、汎用的なVPN接続が導入しやすいという理由もある。

 Windowsは、TCP/IPネットワークに標準対応したWindows 95の時代からVPNクライアント機能を標準で備えていた。その後、対応するVPNプロトコルの拡張やセキュリティ強化などは行われてきたものの、VPNの接続プロファイルを作成し、VPN接続の開始はユーザーが手作業で行うというスタイルは変わらなかった。

 しかし、タイル状のWindowsストアアプリ表示、従来のデスクトップ表示という“2つの顔”を持つWindows 8では、VPN接続を開始する操作がかなり使いづらくなったと言わざるを得ない。アプリ表示、デスクトップ表示のどちらでも「ネットワーク」チャームから共通の操作でVPN接続を開始できるが、これまでタスクバーの「ネットワーク」システムアイコンやコントロールパネルの「ネットワークとインターネット」から操作してきた人にとっては、新しいVPN接続操作は煩わしく、仕事の効率が下がると感じるかもしれない。

Windows 7では、VPN接続の開始操作はこのようなものだった。Windows 8の場合、タスクバー上の「ネットワーク」システムアイコンをクリックすると「ネットワーク」チャームが開く
Windows 8でアプリを実行中のVPN接続を開始する場合の操作。3ステップ以上の操作が必要

(→次ページ、「自動VPN接続」が使えるクライアントと接続の“トリガー”)

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