近未来デザインのハイパフォーマンスゲーミングノート「ALIENWARE 14」 第1回
持ち運べるゲーミングノートPCを試用
光輝く新デザインでHaswell化!14型ゲーミングPC「ALIENWARE 14」 (2/3)
2013年08月13日 08時00分更新
電源を入れると超派手なイルミネーション
ALIENWAREシリーズの14型ディスプレー搭載モデルといえば、前世代の「ALIENWARE M14x」があるが、デザインが一新された。「ALIENWARE M14x」では特徴的だった本体手前のエアインテーク風のデザインなどは、「ALIENWARE 14」ではなくなり、ディスプレーを閉じた状態ならば比較的普通のノートPCに見える外観になった。
それでも、トップカバーにはお馴染みのエイリアンが鎮座しているし、直線的なデザインも施されている。トップカバーはマットなシルバーで、ディスプレーを開く際に手のかかる縁のあたりだけが黒になっている。マグネシウム合金のフレームとアルミニウムの外装シェルを採用したボディと、2万回の開閉が考慮されたヒンジはしっかりとした手応えを生み出している。
ディスプレーを開いた時も、一見内部は地味だ。ディスプレーが光沢のないノングレアタイプであり、キーボードやパームレストも基本的にマットな質感で作られていることもあって、派手さはない。ところが電源を入れると、あらゆるところが光輝くド派手なマシンになる。
トップカバーに斜めに入った刻みの部分と、本体サイドから手前に回り込むライン、トップカバーのエイリアンも光る。内側はキーボード全体のバックライトに加えて、タッチパッドまで光っている。ディスプレー下のロゴもイルミネーション付きだ。使うときは非常に派手で賑やかな見た目になるのに、持ち歩く時や置いてあるだけならば比較的シンプルなので、ゴツすぎる見た目をモバイルするのは気が引ける人にはよさそうだ。
たっぷりの通気口で排熱も安心
小型のゲーミングマシンというと排熱処理が気になるところだが、「ALIENWARE 14」にはたっぷりと通気口が用意されている。まず、本体手前側に見えづらい形でスリットがあるほか、ヒンジ側にもメッシュ加工された部分がある。
大きな通気口があるのは底面だ。半分近くがメッシュ加工されており、内部が透けてみえる。この通気を妨げないためだろう、利用時にも本体底面が少し浮くようになっている。見た目にはそれほど脚がでっぱっているようには感じられないのだが、使っている状態で下側は紙がひっかかりなくスムーズに滑り込ませられる状態だ。
この作りを活かすためには、膝の上やバッグの上といった柔らかい場所ではなく、しっかりとテーブルなどに置いて使ってほしい。
(次ページ、「電源を入れると超派手なイルミネーション」に続く)
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