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「Precision T5600」など計4機種登場

“デル最強”が登場!Xeon E5搭載WS「Precision T7600」

2012年05月30日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月29日、デルはワークステーション「Precision」シリーズの新モデル4製品を発表した。

“デル最強のタワー型ワークステーション”というデュアルソケット対応WS「Precision T7600」

 Precision T7600は、Xeon E5-2687W(3.1GHz、8コア/16スレッド)などが利用可能なデュアルソケットのワークステーション。同社によれば、「厳しい要求に適応できるデル最強のタワー型ワークステーション」だという。

 フルサイズのPCI Express x16対応グラフィックカードを最大4枚搭載可能で、NVIDIA Quadro 5000ハイエンド・グラフィックカードと2つのNVIDIA Tesla C2075プロセッサをサポートする。最大メモリは512GBで、フロントアクセス可能なHDDベイを8基搭載する。価格は27万6150円(税込、以下同)から。

 Precision T5600は、コンプレックス3Dモデルの設計や複合エンジニアリングや解析作業向けのデュアルソケット対応ワークステーション。シャーシの設計が一新されており、保守や変更がいままでになく簡単に実施できるという。最大メモリは64GB(16GB×4)で、HDDベイ数は4基。NVIDIA Quadro 6000グラフィックカードとNVIDIA Tesla C2075プロセッサをサポートする。価格は22万4070円から。

シャーシの設計が一新されたデュアルソケット対応ワークステーション「Precision T5600」

 Precision T3600は、 パフォーマンスと拡張性をバランスよく実現するというシングルソケットのミッドレンジワークステーション。CPUはXeon E5-1600またはE5-2600ファミリに対応し、最大メモリは64GB。電源ユニットは425Wと635Wから選択可能だ。また、NVIDIA Quadro 6000グラフィックカードまたはNVIDIA Quadro 5000グラフィックカード2枚とNVIDIA Tesla C2075プロセッサをサポートする。価格は19万365円から。

CAD、CAM、DCC向けにパフォーマンスとスケーラビリティを兼ね備えたという「Precision T3600」

 Precision T1650は、2Dおよびベーシックな3Dモデル、写真編集、CAD、Web開発に携わるプロフェッショナル向けというシングルソケットのワークステーション。Xeon E3-1200v2 シリーズ、第3世代Core i7/i5、第2世代インテルCore i3に対応する。価格は、15万3085円から。

エントリーレベルのタワー型ワークステーション「Precision T1650」

 なお、各モデルとも対応OSは、Windows 7 Professional/Ultimate(日本語版/英語版)、Red Hat Enterprise Linux WS 6、そしてFreeDOS。

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