イヤフォンを変えて高音質化してみる
最初に本体の電源をオンした時、カーソルキーで「Setting」と「Photos」、「Music」の3つのメニューを選択できる。「Setting」では液晶の明るさや点灯時間、サスペンドまでの時間設定などの詳細を設定でき、「Photos」は前述のミニ・フォトフレーム機能で「Music」はメインの音楽再生機能だ。
音楽再生中でも、いつでも側面の電源オン/オフボタンを軽く押すことでメインメニューを表示させることができる。
筆者が実売で4000円以下という超廉価版の「LEGO MP3プレーヤー」を購入した時点では、LEGO独特のアイデンティティを楽しむべく“話のネタ”アイテム程度と考え、再生サウンド的に過大な期待はすることはなかった。購入後、早速、標準添付のイヤフォンで何曲かの音楽を聴いたが予想通りだった。
そこで、いくつか持っているイヤフォンでサウンドの改善策を試みたところ、標準付属品を含め7種類のイヤフォンの中でLEGO MP3プレーヤーを普段使いの音楽再生プレーヤーなら十分なほどに改善してくれたのが「JVCケンウッド・インナーイヤーヘッドフォン」(HA-FX1X)だった。
このヘッドフォンは日本よりも米国で人気のある低価格製品で、どちらかと言えば低域ブースト型ストリート系イヤフォンだ。パワフルな再生音ではあるが、過去の記憶では、再生機本体がHiFi系のDAP(Digital Audio Player)の場合、かなり不自然な再生音になることもあって、今まであまり出番のない製品だった。
筆者の音楽傾向はかなり偏っていて、カリフォルニアロックと女性ジャズボーカル、小編成の弦楽奏などだ。最後のクラシックは諦めるとしても、LEGO MP3プレーヤーとHA-FX1Xのコンビは前者2ジャンルにおいて、なかなかいい雰囲気で再生してくれる。
当初、音質改善を期待していた少し古いシュアの「SE530」や、昨年、多くのオーディオ雑誌でもベスト製品に選ばれたAKG「K3003」などは散々な結果だった。
音楽再生の良し悪しよりも“所有する楽しみ”のために購入したLEGO MP3プレーヤーではあったが、出番の少なかったHA-FX1Xイヤフォンでミュージック再生機としても十分生き返った。
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