BIG-IP 5000/7000シリーズ、同一価格帯の従来機比で2~7倍の性能
ミッドレンジ製品追加!「F5 BIG-IP」がラインアップ拡大
2013年08月12日 06時00分更新
F5ネットワークスジャパンは8月9日、アプリケーションデリバリコントローラ(ADC)プラットフォームの「BIG-IP」ファミリーにおいて、新たにミッドレンジクラスの2シリーズを追加すると発表した。従来製品と比較して、同一価格帯で2~7倍の高いコストパフォーマンスを実現しているという。
今回追加されたのは、1Uサイズの「BIG-IP 5000シリーズ(5000s、5200v)」、および2Uサイズの「同 7000シリーズ(7000s、7200v)」。価格は5000シリーズが816万円から、7000シリーズが952万円から(いずれも税別)で、提供開始予定は9月からとなっている。
両シリーズともクアッドコアプロセッサを1個、32GBメモリを内蔵している。BIG-IP 5000シリーズは1Gポートを4つ標準で備えており、L4スループットは30Gbps、L7スループットは15Gbps。同 7000シリーズは10Gポートを2つ、1Gポートを4つ標準で備え、L4スループットは40GbpS、L7スループットは20Gbpsとなっている。いずれも10G、1Gのポートを増設できる。
両シリーズでは、上位パッケージへのアップグレード(5000sから5200v、7000sから7200v)がソフトウェアアップグレードのみで可能。また、5200vおよび7200vは、F5の仮想化技術である「仮想クラスタマルチプロセッシング(vCMP)」を標準でサポートしている。
