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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第21回

意外と知らない細かいセキュリティー設定も

容量無制限の写真機能、iPhone版「Facebook」アプリを徹底解説

2013年06月28日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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セキュリティー機能を活用してトラブルを防ぐ

 FacebookのユーザーIDはメールアドレスなので、不正アクセスされやすい。そこで、利用する端末もログイン認証に利用すると安全性が高まる。ブラウザーのFacebookページから「セキュリティー設定」→「ログイン承認」を有効にすればいい。しかし、外出先でiPhoneしか持っていない状況で、ほかのPCでFacebookにログインしたいこともあるだろう。そんな時は、アプリの「コードジェネレータ」からセキュリティーコードを取得することができる。

PCのブラウザーで設定画面を開き、「セキュリティー」→「ログイン承認」にチェックし、「こちらからスタート」をクリックする

Facebookアプリのメニューを開き、「コードジェネレータ」をタップする

「オンにする」をタップする

30秒間有効なコードが表示されるので、新しくログインする機器に入力する

 前出の通り、FacebookのユーザーIDは他人に知られていることも多いので、パスワードには複雑な文字列を付けてしっかりとセキュリティーを守りたい。Facebookアプリは基本的にログインし続けるので、パスワードを忘れてしまっても普段は利用できる。しかし、何らかの拍子でパスワード入力を求められることもある。そんな時、思い出せないようなら、パスワードを再発行すればいい。

パスワードがわからないなら「ヘルプセンター」をタップ

「パスワードを忘れてしまったため~」をタップ

「パスワードの変更またはリセット」をタップ

メールアドレス、電話番号、ユーザーネーム、氏名のうちいずれかを入力し、再発行のためのリンクを受け取る

 投稿の内容でトラブルが起きることもある。例えば、連載の原稿の締め切りが近づいていたり、遅れているのに遊びに出た場合。当然、自分ではFacebookに投稿することはないだろう。しかし、一緒に遊んだ人たちが写真を取り、写っている人たちをタグ付けするということがあり得る。すると、設定によってはタイムラインに表示されてしまい、つながっている人全員にばれてしまうという惨事になる。こんな事故を防ぎたいなら、自分がタグ付けされた写真の設定をチェックしておこう。

メニューを下にスクロールして「プライバシー設定」を開く

「プライバシー」をタップする

「自分がタグ付けされたコンテンツをタイムラインに~」をタップする

「タイムライン掲載を確認」をオンにする

タグ付けされると、承認されるまでタイムラインには投稿されない

 何らかの理由で、Facebookでのつながりを切りたい相手が出ることもありる。そんな時は、「友達を削除」すればいいのだが、それ以上に二度と関わりを持ちたくないならブロック機能を利用する。例えば、Aという人がBをブロックした場合、まず友達が解除される。そして、BはAのタイムラインのコンテンツを見ることができなくなる。さらに、BはAをタグ付けしたり、会話を開始したり、友達になることができない。もちろん、AからBと会話を開始したり友達になることもできない。ブロックリストからBを削除すれば、通常の状態に戻るが、友達つながりは復活しない。もう一度つながりたい場合は、再申請が必要になる。

友達の一覧から、人のアイコンをタップすると、友達を削除できる

ブロックするには、友達のページを開き、右上の矢印アイコンをタップするとメニューが表示されるので「ブロックする」をタップする

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