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柳谷智宣の「神アプリの説明書」第19回

iPhone用の賢い日本語入力、「ATOK Pad」を徹底解説

2013年06月05日 15時00分更新

文● 柳谷智宣

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細かいカスタマイズが可能な設定画面

 最後に設定をチェックしてみよう。文章入力画面のボタンが少ないので、使い方が制限されているように見えるが、設定を細かく見るとたいていのニーズには応えられる。メーニューの階層が深い項目もあるが、すべてチェックしておきたい。

歯車アイコンをタップして設定画面を開く
 
「メモ」では、メモをEvernoteと同期したり、インポート・エクスポートなどを行なう
  • メモの同期:メモの同期の設定を行なう
  • 画面方向のロック:ATOK Padの表示方向を指定する。端末の回転ロックの設定の方が優先される
  • インポート/エクスポート:メモの内容をテキストファイルで保存し、iTunesのファイル共有を利用してコピーする
「同期する」をオンにすると、Evernoteへのログインを求められる。ログインしたら、同期間隔や同期条件を設定できる
「デザイン」では、見た目や効果音などの設定を行なう
  • テーマ:ATOK Padの配色や罫線のタイプを選択できる
  • 効果音:効果音をなし/キータッチ/ピアノ/銃声から選べる
  • フォント:フォントを変更する
  • 文字色:文字の色を変更できる
  • 1行目をタイトル表示:メモの1行目をタイトルとして表示するかどうかを選ぶ

 「連携機能」では、シェイクメニューに表示する項目の設定や、テキストをコピーする際の挙動などを設定する。

「連携機能」の設定画面。設定したい項目をタップする「シェイクメニュー」では文章作成後に端末を振ったときに現れるメニューの位置を設定する各項目ごとに、件名や自動消去の設定が行なえる

 「ATOK」では入力方法に関するさまざまな設定を行なう。

「ATOK」設定の一覧「キーボード」の設定を行なう。キーボードの切替で利用できるキーボードを選択する。すべて選択すると、すべて利用できるが切替が面倒になる。取捨選択しよう
  • キーをタッチしたときの振動をオン/オフする
  • 日本語入力時でも、数字や一部の記号を自動的に半角入力する
  • 句読点のタイプを選ぶ
  • テンキーの入力方法を設定する
  • QWERTYキーの入力方法を設定する
  • 無線キーボードでの文節操作方法を設定する
  • 画面の向きごとに利用するキーボードを指定するかどうかを選ぶ
  • キーボードを選択する
「テンキー」の設定画面。フリックからリボルバー方式に切り替えたり、リボルバータッチのモードをジェスチャーと2タップから選んだりできる「変換」に関する設定を行なう。何も入力しなくても、候補が表示されるのは邪魔というなら「未入力時の候補表示」をオフにしておこう「学習」機能のオン・オフを選ぶ。基本的には有効にしておけばいい。ほかの人が端末を触る可能性があり、入力した単語を知られたくない、など特殊な状況ならオフにしてもいい
「ユーザー単語」では、任意の単語を登録できる。単に変換できない単語だけでなく、頻繁に入力する文字列を登録しておく手もある「定型文編集」では、登録してある定型文の確認や編集、新規作成が可能登録項目をタップすると全文を表示でき、さらにタップすると編集モードになる
「ATOK Sync」機能のオン/オフを設定する。「ATOK Sync」は登録単語などをほかの端末と同期できるクラウドサービス「Unicodeの絵文字を使う」では、Unicode絵文字のオン/オフを設定する。ソフトバンク以外の携帯キャリアと絵文字をやりとりする場合はオンにしておく

 以上が、「ATOK Pad」の説明書となる。入力機能の使いやすさと変換精度は、iOS標準のものとは比べものにならない。別アプリを利用するという手間はかかるものの、文章の転送もラクラク。ある程度の長文を入力する際は、「ATOK Pad」を使う方が効率的なのは間違いない。まだATOKを使ったことがないなら、1200円という価格が高く感じるかもしれないが、長文を頻繁に入力することがあるなら、作業時間の短縮とストレス軽減という効果で元が取れることだろう。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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