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最高の品質水準であるティア4に対応

NTT Com、香港にティア4対応の高信頼データセンター

2013年06月03日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、中国・香港の九龍半島東部の将軍澳(チュンクワンオウ)地区に「香港 ファイナンシャル データセンター」を建設。2013年5月31日より提供を開始した。

香港 ファイナンシャル データセンター

 香港で3拠点目となる本データセンターは、総延床面積約7万m2(6,000ラック相当)とNTT Comグループのデータセンターでは最大規模を誇るという。業界最高の品質水準であるティア4に対応した高い信頼性を備える。電源・空調・配電ルートなどあらゆる設備の冗長化を図っており、自然災害や火災にも安全な設計。また、データセンターの敷地入口からサーバールーム内のラックまでの間に用意された8段階のセキュリティにより、システムを厳重に守るという。

 さらに香港証券取引所に近接するという立地に加え、低遅延のネットワークサービスを用意。アジア主要都市を結ぶ高信頼・低遅延の大容量光海底ケーブル「Asia Submarine-cable Express」が直接陸揚げされており、サーバールームと直結されているという。これにより、専用線サービス「Arcstarグローバル専用サービス」を、従来より低遅延かつ低コストで利用できる。さらに、日米間を最低遅延で結ぶPC-1ケーブルを組み合わせることで、シカゴ(米国)~東京~香港~アジア主要都市間において業界最速クラスのネットワーク環境を実現するという。

 NTT Comは、2011年10月に策定した「Global Cloud Vision」に基づき、本データセンターをクラウドサービスの主要基盤としても活用していくという。

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