このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

なれる!SE 間違いだらけの?IT用語辞典(中二版) 第17回

やっぱり中二病の基本は技だよなと思い出させるIT用語

2013年05月30日 18時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 システムエンジニアの過酷な実態をコミカルに描く電撃文庫の異色作『なれる!SE』。本企画は、その主人公&ヒロインである桜坂工兵と室見立華による“中二っぽい”IT用語の解説コーナーだ。


このコーナーはIT用語の中でも特に中二っぽい単語(※)を取り上げ、その意味と語感のギャップをゆるく楽しんでいくものです。


優秀な中二病の少年少女IT業界にスカウトすべく始まったこの企画。今回もガンガン攻めていくわよ!


……うーん。


どうしたの? しげしげと鏡をのぞきこんで。


いや、中二っぽいポーズってどんなのだろうなと思って。改めて考えるとなかなか難しいんですよ。オーバーにやり過ぎるとすぐ暗黒舞踏(*1)になっちゃいますし。


まぁこういうのはセンスの問題だしねぇ。とりあえずどこか痛んでるってイメージで身体押えてみたら?


痛む?


片目とか。


(左目を押えて)おお、シンプルだけどそれっぽいですね。手をかぎ爪っぽくすると更に中二。


あと二の腕とか、『くっ、鎮まれ俺の右腕!』とか鉄板でしょ。


なるほど、両手を組んで片耳だけ押えるとかもいいですね。『並行世界からの声が耳元で! 常人には耐えられない音だ!』とか言って。


腰を押えて『くっ、契約の代償による腰痛が!』とか。


肩を押えて『くっ、千年前のギアスによる肩こりが!』とか!


……あんまり格好良くないわね。


押える部位も重要ということでしょうか……。


(※)思春期の男の子女の子がぐっとくるようなカッコイイフレーズ、名前。ポーズをつけて叫んだりするとなお可。ただし大人になってから同じ単語に接するとなぜか赤面してしまう不思議。

(*1) 前衛舞踊の一つ。スキンヘッド・白塗りなどの装いで不思議な踊りを行う。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン