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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第40回

スタミナはどれくらい? Xの付いた春最強スマホ比較

2013年05月06日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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ワンセグの感度&スタミナ勝負では
AQUOS PHONE Xxが圧倒的な強さ

 まずはワンセグ比較。いつものように筆者の自宅にロジテックのホームアンテナ「LDT-ANT1BK」を設置し、半径約1.5mのワンセグエリアをつくり、スマートフォンを少しずつ遠ざけながら受信感度を見る。

室内にワンセグのエリアを作るロジテック「LDT-ANT1BK」

 AQUOS PHONE Xxは内蔵式のアンテナなのでそのまま、ARROWS Xはアンテナを最大にまで伸ばしている。STREAM Xはワンセグ非対応なので当然テストは不可。視聴するチャンネルはNHK総合だ。

  ARROWS X AQUOS PHONE Xx STREAM X
アンテナ形状 ホイップ式 内蔵式
視聴感度 1.7m 2.5m

 その結果、AQUOS PHONE Xxが高い受信感度を示した。ARROWS Xは標準的な受信感度のようだ。どちらもホームアンテナに近いところでも途切れることが多く心配したのだが、「見られない」というレベルにはなかなか達しない。まずはAQUOS PHONE Xxがリードである。

ワンセグを長く見られるのも
AQUOS PHONE Xx

 続いてワンセグの視聴時間をチェックする。同じくNHK総合を視聴し続けて、終了した時刻と、バッテリーの残量をチェックする。音量は中くらいに固定し、画面の明るさは自動調節、GPSはオン、Bluetoothはオフ。バッテリーの消費経過のチェックにはアプリの「Battery Mix」を使用している。公式スペックではAQUOS PHONE Xxの視聴時間が飛び抜けて長いが、実際はどうだろうか。

  ARROWS X AQUOS PHONE Xx STREAM X
公式スペック 4時間30分 12時間
連続視聴時間 4時間30分
+残量1%
12時間25分
+残量10%

 実測値も公式スペックに近い結果となった。AQUOS PHONE Xxが、12時間25分も視聴が可能で、さらにそこからバッテリー残量が10%残る圧倒的な強さ。本連載中でも最長記録だ。

ワンセグを12時間以上も連続視聴できたAQUOS PHONE Xx

 一方のARROWS Xは公式スペックとほぼ同じ。歴代比較機種ではHTC J butterflyと並んで視聴時間は一番短くなった。ただしバッテリー残量が1%残っているので、メールチェックや緊急時の通話はできそうだ。

 “2日持つ”を謳う機種だけあって好結果のAQUOS PHONE Xxだが、続いてYouTubeの連続視聴ではどうだろうか?

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