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T教授の「戦略的衝動買い」 第241回

普段使えるソーラーランタン「LuminAID」を“熟考”買い

2013年05月01日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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水に浮かべたり読書をしたり……
さまざまな用途で利用できる

 風船のように膨らんだLuminAIDは水中では使用できないが、光るブイの様に水面にプカプカと浮かせる様な使い方は十分可能だ。真っ暗闇での危険な川や池、プールなどの境界水面に浮かせるなどすれば危険防止となるだろう。LuminAIDは災害時に子供でもお年寄りでも、誰もが簡単に扱えるように、極めて単純な仕組みや構造を採用している。

電源ボタンを2度押すことでHIGH(40ルーメン)の最大明るさになり、読書も可能だ

電源ボタンを2度押すことでHIGH(40ルーメン)の最大明るさになり、読書も可能だ

 充電済みのLuminAIDなら、赤い電源ボタンを一度押すだけで、内部の白色LEDがすぐに光り出す。一度だけ電源スイッチを押した時の明るさは20ルーメン(LOW)、さらにもう一度電源ボタンを押せば、2倍の明るさの40ルーメン(HIGH)で最大の明るさとなる。LuminAIDをそばに持ってくれば読書も十分可能な明るさだ。この最大照度でLuminAIDの稼働時間は約5時間となる。

停電時には玄関の内側に取り付けて目印や照明にすることができる

停電時には玄関の内側に取り付けて目印や照明にすることができる

室内なら、例えばトイレや外部への出口をのドアを示す目印や照明に使用できる

室内なら、例えばトイレや外部への出口をのドアを示す目印や照明に使用できる

ハンガーループにカラビナなどを取り付け、バックパックや車庫の壁に取り付けたりして、緊急の場合の速攻活用を実現できる

ハンガーループにカラビナなどを取り付け、バックパックや車庫の壁に取り付けたりして、緊急の場合の速攻活用を実現できる

 LuminAID本体のPVC表面には、手で持ち歩くのに便利な取っ手の様な楕円カットや、2つの小さな丸穴が本体両端に空けられている。それらを利用して、玄関や部屋のドアノブにLuminAIDを引っ掛けたり、2つの丸穴に紐を通して、首からぶら下げたり、天井からぶら下げたり、さまざまな場所で活用できるだろう。

 ソーラーパネルの側を上にしてテーブルに置けば、人はまぶしくなくテーブル上をまんべんなく照らす臨時のダイニングライトにもなる。

常に活用できるからこそいざというときに役立つ!

防災備品としてだけではなく、積極的にアウトドアTOOLとして、普段からいろいろな活動に使うことで、災害時にも極めて有効活用できるだろう

防災備品としてだけではなく、積極的にアウトドアTOOLとして、普段からいろいろな活動に使うことで、災害時にも極めて有効活用できるだろう

 LuminAIDのコンセプトは、モバイル製品と同様に“小さく持ち運んで大きく使う”だ。多くの震災備品の様に奥深く保管して、災害時だけに取り出して使うのではなく、普段からアウトドアの活動に常時携帯し、さまざまな活用法を研究、模索することで、いつ来るかもわからない災害時にも役立つに違いない。

 LuminAIDは、一家に一台、365日、誰でも“普段使いもできる”ソーラーパワーのモバイル・ランタンだ。

■関連サイト

T教授

今回の衝動買い

アイテム:LuminAID「ルミンエイド」

価格:アークトレーディングから3360円で購入

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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