一昨年の東日本大震災の日は、午前中、中央区にある顧問先企業のオフィスにいた。午後からは仕事を自宅に持ち帰り、ランチを食べて、仕事の続きに取り掛かろうと、書類の山とコーヒーカップを自室に持ち込んだ瞬間にやってきた。
免震構造マンションの低層階とはいえ、極めて大きな振幅で、今にも転倒しそうに大きく揺れている大型液晶テレビを家族と一緒に支えた。幸いわが家では一部の家具を除き大きな被害には至らなかった。東日本大震災はすべての日本人に、防災の必要性や被災後の生活について考えさせる大きなものだった。
筆者宅でも、エネループ充電池やPHSケータイ、手回し発電ラジオ、懐中電灯、常備薬などをまとめて、緊急時に持ち出しやすくするなど、今までとは大きく違う対応をした。
そんな誰もが記憶に新しい東日本大震災の日に、海外から研修に来ていて、同じように震災に遭遇した2人の女性建築デザイナーがいた。そんな彼女たちの実体験を元に基本コンセプトを創案し、つい先ごろ商品化されたソーラー充電式の非常用ランタンが今回ご紹介する「LuminAID」(ルミンエイド)だ。
ビニール袋だけどランタン!「LuminAID」
iPhone 5より一回り大きなLuminAIDは、高出力ソーラーパネルと670mAhのリチウムイオン充電池、光源になる視野角120度の白色LED、充電状態を表示する赤色LEDなど、ごく少数のパーツをポリ塩化ビニール(PVC)の袋に取り付けた、たった85gのポータブルな非常用ランタンだ。
LuminAIDはソーラーパネルを約5時間、直射日光にかざすことで満充電となる。5時間の充電で8時間の実働が可能だ。ソーラー充電装置には過充電防止機能が搭載されているので、直射日光下でLuminAIDを取り込むのを忘れていても大丈夫だ。
充電、放電は約500回繰り返しできる。そして一旦充電が完了すれば、約3ヵ月の間、充電池の保持は可能だ。
LuminAIDに取り付けられた白色LEDはたった1個とはいえ、直接見ると、その光源はかなりまぶしい。LuminAIDは白色LEDをPVC袋の内側に取り付け、風船の様に空気を送り込み膨らませることで、強力な白色LEDの光源と人との距離をとり、PVC袋の内面で拡散させ柔らかい光に変える上手い仕組みを採用している。空気をいっぱい吹き込み膨らんだLuminAIDは、周囲に柔らかい白い光を放つ超軽量の非常時ランタンとなるわけだ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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