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T教授の「戦略的衝動買い」第173回

ガジェット気分も刺激するLEDランプ「Pixo」を衝動買い

2011年12月16日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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 パブロ・パルドは、米国西海岸のサンフランシスコを中心に活躍する著名な照明デザイナーだ。そのデザインは、多くのデスク照明器具や、建築物と一体化した業務用のインテリア照明まで幅広い。

LEDの低価格化で選択の幅が広がるLED照明だが、優れたデザインは少ない

 多少の大小はあっても電球や蛍光灯が照明器具の最小エレメントだった時代のデザインと、微少なLEDを照明器具の最小単位として自由に扱えるようになった現在とでは、そのデザインやアプローチは大きく変化した。

 パブロ・パルドの照明デザインは、スリムな直線や薄い構造など、LEDの特長をいち早く取り込んだモノが多い。今回、筆者が衝動買いした彼の最新作である「Pixo」(ピクソ)も、LEDを使用することで初めてそのデザイン性を発揮できるコンパクトなデスクライトだ。

 驚くほど薄いパッケージを開くと、自転車のバックミラーのような、見慣れた形状のモノが2つ。1つは、スタンドのベースになる部分。もう1つは、照明ライト部分だ。あとは専用の電源ケーブルとACアダプター、プラグパーツが入っている。

驚くほどコンパクトなパッケージに、機能的に配置されたPixoの組み立てパーツ電源関係を除くと、たった2つだけのパーツの結合でPixoはでき上がる
電源周りはACアダプター、ACプラグ部分、専用ケーブルの3つ2本のアーム同士を結合すれば、配線も同時に終了する。将来はLED部分のデザイン違いの商品も登場するかもしれない。同時発売のグラファイトカラーも買って、ミックス組み合わせも可能

 組み立てはいたって簡単、2つのバックミラー型の双方のアーム同士を結合するだけだ。双方、それぞれがプラグとソケットになっているので接続の間違いは皆無だ。接続されたPixoのアーム部分は、結合部分から照明ライト方向と、 ベース部分の方向の上と下に向かって、徐々に細くなるエンタシスデザインになっており、安定感と同時に動的感を出すことに成功している。

アームの中央部分が少しファットで、上下に向かって徐々にスリムになってゆく

 結合部分の安全性や強度を考えれば、太い丈夫な構造が必要だが、Pixoは構造的強度と見栄えの効果を両立させた「必然のデザイン」の実現に成功している。外観だけではなく、使用上の安定感を実現する為、ベースメント部分は実測で855gもある。驚くことに、これはPixo全体重量(960g)の89%も占めている。

Pixo全体のほぼ90%の重量を受け持つ超安定志向のベース部分ベースのほぼ中央には、アームの動きの柔らかさを調整できるネジが付属。好みのアームテンションに調整できるベースの重量で、大きく傾けてもスタンド全体の転倒は皆無だ

 アーム部分がパタンパタンと180度、アーム同士の結合部分がクルクルと360度、そして照明ライト部分もクルクル360度自由に回転するウルトラフレキシブルな構造ならではで、室内のあらゆる場所に照明を当てることが可能だ。その時にこの重量級のベースの価値が発揮されるだろう。


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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