このページの本文へ

買収したGroupLogic社の3製品を国内に投入

モバイルサポートで事業継続をサポートするアクロニス

2013年04月10日 08時00分更新

文● 渡邊利和

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

4月9日、アクロニス・ジャパンは企業向けモビリティ・ソリューション製品2種と、MacintoshからWindowsベースのファイルサーバ/プリントサーバへのアクセスを可能にするサーバーソリューション1種を発表した。受注開始日は4月24日。

バックアップからモバイルへ

 アクロニスはまず個人ユーザー向けのバックアップ/リストアソフトウェアから事業を開始し、中小企業、さらに大企業の事業継続ソリューションへと成長してきた。まず概要説明を行なった同社の代表取締役の村上 督氏は、同社にとっての2013年を「エンタープライズビジネス元年」と位置づけた。同氏は、同社の戦略を端的に「事業継続を意識した統合プラットフォーム」と表現し、現在でも中核製品となっている「Acronis Backup & Recovery」(ABR)を軸に、データ移行やクラウドストレージサービス、そして今回発表のモビリティソリューションを加え、事業継続に役立つさまざまな機能をマルチプラットフォームで提供していく考えを明確にした。

アクロニス・ジャパン 代表取締役 村上 督氏

 続いて、米アクロニスのプロダクト・マネジメント・ダイレクタのブライアン・アルマー氏が新製品の概要を紹介した。今回発表の新製品は、「mobilEcho」「activEcho」「ExtremeZ-IP」の3種で、いずれもアクロニスが2012年9月に買収発表したGroupLogic社の製品となる。欧米ではすでに市場展開済みだが、日本では今回から導入となる。

米アクロニス プロダクト・マネジメント・ダイレクタ ブライアン・アルマー氏

 mobilEchoは、「モバイルユーザーから、企業のファイルサーバーやSharePoint、NASへセキュアで管理されたアクセスを実現する、Mobile File Management(MFM)ソリューション」だ。モバイルユーザーは、ファイアウォールの内側に設置された「mobilEcho Server」を介して社内のファイルサーバーやSharePointサーバー、NASなどのリソースにアクセスできる。Active Directoryと統合されたユーザー管理や通信の暗号化、リモートからのセキュリティ設定やリモートワイプ機能など、モバイル環境でセキュアに業務データを扱うための機能が一通り実装される。

新製品の概要

 activEchoは、企業向けのファイル共有・同期ソリューションとなる。いずれも、ITコンシューマライゼーションのトレンドに沿った取り組みであると同時に、先の震災などでも実証された通り、「オフィスに出社できない状況でも業務が続けられる」という形で事業継続に寄与することになるだろう。最後のExtremeZ-IPは、モビリティというよりはApple MacintoshをWindows中心の企業ネットワーク環境で利用する際の非互換性を解消するための製品となる。

 今回発表の3製品はいずれもユーザー数ベースのライセンスで提供され、同社製品のディストリビューターであるソフトバンクBBとダイワボウ情報システム、およびリセラー各社から販売される。最小構成価格は、mobilEchoが10万2000円から、activEchoが33万4000円から、ExtremeZ-IPが10万2000円から。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  4. 4位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  5. 5位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

  6. 6位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

  7. 7位

    デジタル

    東京タワー相当の紙を“完全撤廃” 点検業務をkintone化した“現場ファースト”な改善術

  8. 8位

    デジタル

    IoTデバイスをサイバー攻撃から守る IoT向けゼロトラストの“3つのアプローチ”

  9. 9位

    ビジネス

    開発案件の立ち上げを「60分から1分」に ソースコード管理も一本化したKDLのBacklog活用術

  10. 10位

    ITトピック

    6.4万人の熱狂をAIが導く FIFA W杯全スタジアム「デジタルツイン」化が変えた観戦体験

集計期間:
2026年07月21日~2026年07月27日
  • 角川アスキー総合研究所