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電子書籍の違法コピー対策強化へー文化庁が法改正を検討

2013年04月08日 07時00分更新

花田祐輔(HEW)/アスキークラウド

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 活況の様相を呈し始めている電子書籍市場。コンテンツが増加する一方で、出版物をスキャンした海賊版が出回るケースなども増えたことからその対策が求められていたが、文化庁では近く現行の出版権を拡張して電子書籍も対象にする方向で検討を始める方針だと複数メディアが報じている。電子書籍に関する出版社の権限を強める動きだ。

 現行の著作権法では、出版社には電子書籍を違法コピーした海賊版に対して訴訟を起こす権利がなく、作家自身が直接訴訟を起こす必要がある。この改善を求め、超党派の国会議員や出版業界関係者らでつくる「印刷文化・電子文化の基盤整備に関する勉強会」は4日、現行の出版権を拡張し、電子書籍も対象にする著作権法改正を求める提言を発表した。文化庁の文化審議会で近く検討する。

 法改正後には、作家と契約を結んだ出版社が自ら、海賊出版業者などに対し訴訟を起こすことができるようになる。

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